先日のブログに続いて SG542です。 SG550の前身となった自動小銃ですが、中身のメカがわかって面白かったので、そちらにフィーチャーしたいと思います。
そのメカというのが3点バースト。 当たり前のように認識されていますが、どうして3発撃つと勝手に止まるんでしょうね??
早速テイクダウンしてみますと……
ロア・レシーバーの端っこに配置されたプレートが目立ちますが、このプレートが3点バーストを制御しています。
このプレートは、セミオートやセーフティ・ポジションでは引っ込んでいますが、3点バーストに切り替えるとせり上げってきて機能します。
せり上がったプレートは、前進したボルト・キャリアの後ろにせり出す形となっており、射撃によってボルト・キャリアが後退してくると、プレートが押さえつけるられて引っ込む動きをします。
写真が分かりづらくて恐縮なのですが、プレートの下部には歯が3枚のラチェットが配置されており、トリガーを引くと、プレート側に備わっているツメと噛み合います。
ボルト・キャリアの後退によってプレートが押し込まれると、連動してツメがラチェットの歯を1枚ずつ進めていき3枚の歯=3点バーストを行います。
変わって、セミオート・ポジションでは矢印の先の部品 (コネクターとしましょうか) がセレクターの軸によって支えられて、セミオート・シアを連動させています。
当たり前ですがセミオート・ポジションですので、コネクターがこの位置だとセミオートになるワケです。(当たり前だ……!)
そしてセレクターを3点バーストに切り替えると、セレクターの軸に刻まれた溝にコネクターが入り込み、セミオート・シアの連動が解かれ、機能としてはフルオートになってしまいます。
ここで3点バーストを制御するプレートが出てきまして、プレートが3回押し込まれる=ラチェット3枚の歯の最後が押し込まれた時に、コネクターを持ち上げてセミオート・シアを機能させます。 これによって、3発撃つまではフルオートで挙動し、3発目を撃つとセミオート・シアが機能してハンマーの解放をブロックします。 これで3点バーストとなるわけですね。
(先ほどと同じラチェットの画像です)。
ちなみにトリガーを引くと、ラチェットが噛み合うと書きましたが、トリガーを離すと即座にラチェットの噛み合いが解かれます。
射撃途中でトリガーを引くのをやめると、ラチェットが噛み合う前の位置にリセットされますので、1発や2発だけ射撃して3点バーストを中断しても、再度バーストが最初から実行される様になっています。
スペース的には板が1枚収まるスペースが増えただけなのに、複雑な挙動ができるのがスゴイですよね……!
なかなか実物で確認できる機会がないのでご紹介となりました。
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