- 国名:ロシア
時代:第二次大戦
種類:自動小銃
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【トカレフ SVT 1940 自動小銃 について】
フョードル・トカレフ技師が設計したSVT 1938の改良型で、1940年に旧ソ連軍制式となった半自動小銃です。
作動方式はショート・ストローク・ピストンによるガス圧利用式で、ティルティング・ボルト方式の閉鎖機構を備えており、モシンナガン小銃と同じ7,62mm×54R弾薬を使用します。 弾薬の装填はマガジン交換の他、モシンナガン小銃用の5発クリップを用いて本体上部から行う事も可能でした。 本銃は使用弾薬の性能や給弾不良等の問題を抱えていた他、モシンナガン小銃に比べて製造コストが高く、更に初歩的な訓練を受けただけの兵士にとっては構造が複雑でメンテナンスが難しい銃でした。 そのため徐々に生産数が減らされ、1945年初頭には生産が終了しました。 SVTには狙撃銃として使用する為、PUスコープを装着出来るバリエーションも約5万挺製造されました。 また、バリエーションとしてフル・オートマチック射撃が可能なセレクティブ・ファイアのAVTが存在しましたが、耐久性等に問題があったため少数の生産に留まりました。
フラッシュ・サプレッサーは前期型が6本の狭い窓が開いており、後期型は広い正方形の窓が2箇所開いているのが特徴です。 (KK Updated)【本個体の説明】
本品は薬室上部に製造年を示す「1942」及びツーラ造兵廠の刻印が入っている他、薬室左側面にはシリアルNo.4222の刻印が入っており、金属部には多数の検印が打たれています。 シリアルNo.は機関部、トリガー・ガード、銃床が4222でマッチしています。 本品はフラッシュ・サプレッサーが6本の狭い窓が開いた前期型、レシーバーは後部にスコープ・マウント用のレール(溝)のないタイプとなっています。 銃床は製造時にAVT用を流用したもので、セレクター・レバーの両側に切り欠きが設けられたタイプとなっており、バット・ストック右側面にはAVTから用を示す「A」の刻印も確認出来ます。
本品の機関部や銃身といった金属部はやや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、若干の表面錆痕等が見られますが、全体としては大きな欠損等は見受けられず、オリジナルの黒染め仕上げも比較的残っています。 木製の銃床についても、全体にやや打ち傷や線傷、一部ニス仕上げの剥落は見られるものの、こちらも目立った破損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 リア・サイトの調整やマガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンについてはやや使用感が見られ、打ち傷や擦れの他、表面錆や角の部分等に一部仕上げが落ちている箇所が見られるものの、現状目立った凹みや変形等は見受けられません。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
- 詳細画像


















































































































