大阪店在庫の「九三式軽電話機取扱法」

皆様こんばんは、そろそろ長袖出そうかな~。 ナベです。
 
 
本日はこちら、大阪店に在庫しております「九三式軽電話機取扱法」でございます。
 
 
縦約15cm、横約10.5cm、折畳の図面も付属している小冊子で、裏表紙には昭和10年1月17日 陸軍大臣 林銑十郎 (昭和12年に総理大臣になるもわずか123日で退陣) と内側に印刷されていてます。
 
 
以前所有されていた方の書き込みや経年感もありますが、全23ページで中々に読み応えがありそうです。 九三式軽電話機関連では最も充実している書籍ではないでしょうか、多分。
 
 
内容は「調整螺甲は回転範囲限定用小ネジにより一回転内に感度良好なる位置ある如く調整しあるをもって調整によりては最初より回転範囲限定用小ネジ緩めざること」等々とあります。 当時の通信兵たちの理解力はスゴイな~。 今の家電製品にこんな説明書付けたら苦情が殺到しそう…。
 
 
冊子の後半には詳細な図面も掲載されています。 市場で結構よくお目に九二式野戦電話機とよく似ていますが、送受話器なんか形状が異なっています。



それにしましても日本軍の電話機と比べると、米軍のSCR-536携帯無線電話機なんか、簡単に扱えて故障知らずで、どんだけ離れていても援軍、砲兵支援、航空支援を要請できる魔法のテレフォンなイメージが何かあります(実際の通話距離は1.5kmほどだったそうですが)。
 
 
日本陸軍も明治の時期から頑張って有線無線の電話機通信機を開発し各部隊に色々と配備していましたが、日本軍の通信事情って…
前線の部隊の通信機が部品(
真空管等)の欠損や敵の攻撃で通信途絶
⇒ナベ一等兵!後方の大隊に救援要請の伝令に向かえ!
⇒はっ!
ナベ一等兵救援要請に向かいます!
⇒塹壕から元気よく飛び出すものの、10mくらいのところでナベ一等兵無念にも砲撃や機銃掃射や狙撃で「うわ~」とふっ飛ばされる。
⇒結局援軍は来ず部隊全滅

…みたいなイメージです(まあ場所や時期によっては十分活用出来ていたそうですが)。
 
(>> 大阪店在庫の「九三式軽電話機取扱法」はこちら)



本日のワンポイント情報!!
*買取で東京店に入荷した【無可動銃】MG34 汎用機関銃をHPにアップしました。 ぜひHPをご覧ください。

・【無可動銃】MG34 汎用機関銃はこちら