大阪店在庫の「帝国及列強ノ陸軍軍備」

皆様こんばんは、残暑厳しいですがお元気ですか? ナベです。


本日はこちら、大阪店に在庫しております「帝国及列強ノ陸軍軍備」でございます。


昭和5年(1930年)3月に日本の陸軍省が発行した啓蒙用(?)のパンフレットでございます。 1930年と言ったらロンドン海軍軍縮条約が結ばれたり、統帥権干犯問題が起きたり、フランス軍がラインラントから撤退したり、ナチ党が躍進したりして段々世間の雲行きが怪しくなってくる頃ですね。 また映画「西部戦線異状なし」が公開された年でもありました。


早速三つ折りのパンフを開いてみますと、460mm×370mm程の日ソ英米仏伊独の戦力表となっています。 偶然か必然か、9年後に勃発する2回目の世界大戦の主要参戦国が並んでいます。 第一次世界大戦時の記憶が強烈だったのか、化学兵器の施設の欄があるのが目を引きます。


それではまずは日本とソ連とイギリス。 世界恐慌の真っ最中のため、後々の軍備と比べると各国とも実に控えめ。 しかし日ソの高射砲の数少な過ぎでは…(47都道府県に1門有るか無いか…)。


お次は米仏伊独、アメリカに伸びしろを感じ、航空先進国イタリアの威容も感じます (しかしイタリア、戦車の数が少な過ぎでは?)。 それにしてもフランス万歳、航空機数戦車数とも圧倒的です。 航空機や戦車を持ってないドイツ軍など全く問題になりません~。 これならもし次の世界大戦が始まっても、ドイツ軍など鎧袖一触間違い無しですね。


解説文は英米仏伊はあっさりで、中国は要注意、最も行数を費やして重視しているのはやっぱりソ連「装備に於いても頗 (すごぶ) る優秀~」と賛辞を送りつつ警戒感があふれています。


締めの総括には日本は「東洋の平和を維持し、列国と共に国際正義を援護するにある。」「某々論者の云ふ如き侵略的の意味は少しも無い。」と実に立派な素晴らしい字句が並んでいます (もっとも翌年には満州事変勃発なのですが…)。 なかなか興味惹かれる逸品です如何でしょうか。 それでは~。

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本日のワンポイント情報!!
*【無可動銃】 エジプト RPD 軽機関銃 が大阪店に入荷しました。ご予約頂いているお客様にご案内の予定ですが、キャンセル待ちもお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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