- 商品番号:K10216
国名:フランス
種類:単発式拳銃
取扱店舗:東京店
- 【フランス製ブロンズ製上下二連管打式拳銃 について】
フランス製と思われる19世紀後半 (1850年以降) に作られたとてもユニークな上下二連発の小型管打ち式拳銃です。 上下二連の銃身をフレーム前方で180度回転させ、上下二連発の構造となっています。約150年前はこのようなシステムで連発化しました本体上部中央にハンマーが設けられたセンター・ハンマー・ピストル (Center Hammer Pistol) 、またはボックス・ロックと呼ばれるタイプの品で、これが単銃身であれば典型的なベルギー製単発管打式拳銃に分類される品です。 ベルギー製(一部のフランス製や、それを模した和製)は、握る部分だけに比較的目の粗いチェッカーリングの入ったグリップに、銃本体と接するグリップ上部には放射線状の筋の彫り物があるのが特徴です。 本品は銃身長約84mm、口径約11mmで、至近距離での護身用として当時販売されたものと考えられます。小型ながら興味深い構造で、当時一般的だった水平二連拳銃にあえてしなかったのは上下二連にすることによって、携帯性に重きを置いた正に護身用拳銃と言えるでしょう。 (MM)
【本個体の説明】
本品の銃身はブロンズ製で、両側面にやや小傷が散見されるもののどれも時代が付いています。 銃身は一世紀半以上を経た深い色合いになっています。 当初はベルギー製かと思いましたが、銃砲管理の厳しいベルギーのプルーフ刻印がなく、銃身後部にはフランスのプルーフに見える小さな刻印が入っています。 フレームは真鍮製で、こちらも時代が付いた風合いです。 フレーム上部の蓋部分は鉄製で、時代錆が出ていますが表面の状態は落ち着いており、大きな変形も見られません。 鉄製のハンマーには時代錆こそ見られますが、チェッカー・リングも良く残っています。 ウォールナット製と思われるグリップは僅かな使用感こそ感じられますが、全く気にならない程度で、グリップのチェッカーリングも健全で、僅かな使用感があるだけです。 作動については、ハンマーのハーフ/フル・コックともにしっかりと掛かり、フル・コック状態で引金を引くと、ハンマーが力強く落ちます。 ハンマーをコックし、銃身を手動で回転することで上下のバレルを撃ち分ける仕組みとなっており、銃身を定位置でロックするラッチなどの部品は当初から備えない構造となっています。 銃身内は銃口から銃身後端まで完全に抜けて (通って) います。 パーカッション・ニップルは表面錆や変形が見られますが、火穴も通っています。 (MM)(TK)
【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 17.6cm、銃身長: 8.4cm、口径: 1.1cm、銘文: 無銘)
【その他の情報】
令和6年3月1日に京都府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた完全可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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