- 商品番号:ARC0000
国名:ルーマニア
時代:冷戦期
種類:自動小銃
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【PM md. 90 カービン について】
モデル概要
PM md. 90 カービンは、旧ソ連で開発されたAKM 自動小銃をベースに、ルーマニアが独自に発展させて開発した、7,62mm×39弾を使用するアサルト・カービンです。
PM md. 63からPM md. 90 自動小銃への系譜
ルーマニアでは1960年代に、AKM 自動小銃の基本構造をそのままに、ロア・ハンドガード下部に特徴的なバーティカル・フォア・グリップを装備させたPM md. 63 自動小銃 (輸出名AIM) を開発し、1963年に制式化しました。 続いて、旧ソ連のAKMS 自動小銃と同様にストックを下方に折り畳んで収納することが可能なPM md. 65 自動小銃 (輸出名AIMS) も開発されました。 その後、折り畳みストックの形状を東ドイツのMPi-KMS-72 自動小銃と同様のワイヤー・ストックとし、本体下方ではなくレシーバー側面に折り畳むことを可能にしたPM md. 90 自動小銃が開発されました。 下方折り畳み式のストックを採用していたPM md. 65 自動小銃では、ストックを折り畳む際の干渉を避けるため、バーティカル・フォア・グリップが後方へ向かってカーブする独自の形状となっていました。 しかし、PM md. 90 自動小銃では、ストックの折り畳み方式が側面へと変更されたことに伴い干渉の問題が解消され、フォア・グリップはPM md. 63 自動小銃と同形状の前方へカーブしたタイプが装備されています。
銃身の短縮化とフロント・サイト・ベース一体型ガス・ブロックの採用
このPM md. 90 自動小銃をベースに、さらに携行性と取り回しを向上させるべく、全体を短縮して開発されたのがPM md. 90 カービンです。 PM md. 90 カービンでは、銃身長が取り回しを重視して305mmへと短縮されており、それに伴ってガス・シリンダーも短縮化が行われています。 この短縮化により限られたスペースに部品を収めるため、フロント・サイト・ベースとガス・ブロックが一体化した構造となっているのが特徴です。 ストックはPM md. 90 自動小銃と同様に、レシーバー側面に折り畳むタイプのワイヤー・ストックを備えています。
コンパクトなサイズを活かした運用
PM md. 90 カービンはそのコンパクトなサイズを活かし、主にルーマニア軍の装甲車両搭乗員やヘリコプター搭乗員、または閉所での戦闘を想定した特殊部隊などを中心に配備されました。 フルサイズの自動小銃では取り回しが困難な環境において、AKの構造を受け継いだ高い信頼性を維持しつつ近接火力を提供できる火器として、携行性を重視する部隊で限定的に運用されました。
5,45mm口径の派生モデル「PM md. 94 カービン」
ルーマニア製のAK派生型には多くのバリエーションが存在しますが、カービン・サイズのモデルとしては、1994年に採用された、5,45mm×39弾仕様の派生モデルであるPM md. 94 カービンが存在します。 PM md. 90 カービンで確立された、フロント・サイト・ベースとガス・ブロックが一体化した短縮レイアウトは、この新口径のPM md. 94 カービンにもそのまま受け継がれています。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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