- 商品番号:9830
国名:アメリカ合衆国
時代:第一次大戦
種類:レバー・アクション
取扱店舗:東京店
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【ウィンチェスター M1892 ライフル について】
ウィンチェスター社は、1850年代にオリバー・ウィンチェスターによって設立されました。 同社は、ヘンリー ライフルの設計を基に、右側にローディング・ゲート (装填口) を追加したウィンチェスター M1866 ライフルを開発した事を皮切りに、西部を代表する数々のライフルを製造していきます。
M1866は.44ヘンリー リム・ファイア弾を使用していたため、フレームは真鍮製でした。 しかし、その後のセンター・ファイア式弾薬に対応する為には強度が不足していた事から、ウィンチェスター M1873からは鉄製フレームへと改良されました。 さらに、より強力なライフル弾に対応するため、ウィンチェスター M1876が開発されました。 やがて、レバー・アクション機構の設計に限界が見え始めると、著名な銃器設計者ジョン・M・ブローニング (John Moses Browning) によってリメイクされたウィンチェスター M1886が登場します。 この新たな設計は、のちにより小口径で軽量な拳銃弾クラスの使用にも適したウィンチェスター M1892 (通称M92) へと受け継がれていきました。
ウィンチェスター M1892は、従来のM1873と比べて大きく改良されています。 最大の違いは、サイド・プレートが廃され、機関部が一体構造となった点です。 これにより、機関部がスリム化され、ボルトが上部に露出する構造となりました。 特にM1892は拳銃弾クラス用に設計されており、M1894に比べてレバーを下げた際のエレベーターの露出面積にも違いがあります。
ウィンチェスター M1892は、西部開拓時代の終盤から西部劇全盛期にかけて非常に多く登場しました。 また、映画スターのジョン・ウェインが多くの作品で愛用したことでも人気を博しました。 このように、ウィンチェスター・ライフルは、やがてボルト・アクション・ライフルが登場するまで、長く使用され続けました。【本個体の説明】
本品のアッパー・タング上面には「MODEL 1892」のモデル名及び「-WINCHESTER- TRADE MARK」のメーカー刻印が入っています。 また、銃身上面には「MANUFACTURED BY THE WINCHESTER REPEATING ARMS CO. NEW HAVEN. CONN. U.S.A.」のメーカー・アドレス刻印及び「PATENTED OCTOBER 14. 1884.」のパテント刻印が打刻されています。 本品はシリアルNo.から、1908年に製造された品である事が窺えます。 使用弾薬は.32 WCF弾で、銃身基部左側面には「32 W.C.F.」の刻印が入っています。
本品は全体に適度な時代が付いた良い雰囲気となっており、銃身や機関部といった金属部はやや打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、若干の表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、オリジナルのブルー仕上げも比較的残っています。 木製のフォア・エンドやバット・ストックについても、やや打ち傷や線傷の他、角の部分等に僅かな欠けは見られるものの、大きな破損等は見受けられず、各部の取り付けについてもがたつきもなくしっかりとしています。 傷み易いバット・プレート部については、やや時代錆や若干の朽ち込み痕が見られるものの、現状大きな変形等は見られず、銃床への取り付けにはがたつきは見られません。
リア・サイトの調整については問題なく行う事が可能です。 ハンマーは溶接により固定されています。 内部機構との連動は有りませんが、アンダー・レバーは上下に可動します。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (KK)
※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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