商品番号:7946
国名:イギリス
時代:第二次大戦
種類:短機関銃
取扱店舗:東京店

ステン Mk V 短機関銃 (#54843)

¥198,000
税抜 ¥180,000
商品番号
7946
発売日
2013/07/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
STEN Mk V Machine Carbine
国名
イギリス
時代
第二次大戦
全長
762mm
口径
9mm×19
装弾数
32発
【ステン Mk V 短機関銃 について】

ステン Mk V 短機関銃は、1944年から生産が行われ、1953年に後継モデルが制式採用されるまでイギリス軍の主力として運用されていた、ステン短機関銃の最終量産型です。
第二次世界大戦勃発後、ドイツ軍によるフランス侵攻により欧州大陸からの全面撤退を強いられたイギリス海外派遣軍は、ダイナモ作戦として知られる撤退戦で多くの装備を失いました。 ドイツ軍の英国本土への侵攻が強く懸念される中、歩兵用の自動火器不足は深刻な問題とされ、短機関銃の再装備が急務とされました。
イギリス政府はトンプソン短機関銃のアメリカへの追加発注に加え、大量生産が可能な短機関銃を要求します。 そこで、軍需省 (ウーリッジ造兵廠) のレジナルド・V・シェパード (Reginald V. Shepherd) と、エンフィールド造兵廠のハロルド・J・ターピン (Harold J. Turpin) が設計を担当し、エンフィールド造兵廠が試作を行いました。 ダンケルクの撤退から僅か6ヶ月後の1940年12月には最初の試作品が完成し、更に6ヶ月後の1941年6月には量産が開始されます。
完成した短機関銃は、前述の二人の設計者の頭文字 (SとT) を取ってSTEN (ステン) と命名されました。 一般的に後半の「EN」はエンフィールド造兵廠を指すとされていますが、設計者自身の証言によればイングランド (England) の頭文字であるとされています。 全体的な配置はドイツのMP28II 短機関銃に倣っていますが、銃器以外の金属加工工場でも生産出来るよう、当時としては異例とも言える大幅に簡略化したデザインが採られました。
ステン短機関銃の最終量産型であるMk Vでは、それまでの生産性を追求していたモデルに比べ、木製のピストル・グリップ及びバット・ストックを追加した他、着剣装置やリー・エンフィールド No.4 小銃と同様のフロント・サイトを装備するなど操作性が向上しています。 当初は空挺部隊用の装備として運用されましたが、その後他の部隊でも使用されるようになりました。 基本的にはステン Mk IIの設計を基にしており、トリガー・グループをやや後方に延長して生じたスペースに木製グリップを配置しています。 当初はバレル・ジャケットに木製フォア・グリップも装備していましたが、破損や紛失が発生しやすかった事から、1945年以降は全ての生産品で省略されました。 マガジンはステン Mk IIと共用の32連タイプですが、Mk V採用後にマガジン背面の残弾確認用の窓が省略されました。
多くのステン短機関銃が第二次世界大戦終結後に退役したのに対し、ステン Mk Vは1953年に後継のスターリング 短機関銃が制式採用された後も更新が完了するまで現役にとどまり、朝鮮戦争や1956年のスエズ動乱でも使用されました。 これも扱いやすさを優先した改良の結果であるといえます。

【本個体の説明】

本品のシリアルNo.は54843の品で、金属部はブルー仕上げとなっています。適度な使用感があり、小傷が散見される他、角張った部分などが擦れて地金っぽくなっていますが、大部分にブルーが残っておりおおむね良い状態と言えます。 銃口付近には赤い塗料が若干付着しております。 ストック基部やフロント・サイト・ポストのシリアルNo.は一致していません。 やや暗い色合いのストックとグリップの木部は色合いが揃っており、全体の小傷の他縁の当たりの小さな欠けが散見されますが、しっかりした状態です。 またグリップの左右の基部に補強の継ぎ木がしてある仕様となっています。 これはMk Vのグリップに多く見られるもので、Mk Vらしさでもあります。 真鍮製のバット・プレートは、時代の付いた良い雰囲気となっています。 セーフティは可動しますが、トリガーとの連動はありません。 またマガジン挿入口は回転し保管状態にすることが可能です。 全体的に使用感がありつつ保存状態が良い点で統一感のある良い個体です。 マガジンはブルー仕上げで小さな凹みもありますが、大きな変形は見られず着脱もスムーズです。尚、マガジン・スプリングは入っていません。
トリガーテンションのない、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。(YS)


※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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