商品番号:10379
国名:フィンランド
時代:第二次大戦
種類:重機関銃
取扱店舗:東京店
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フィンランド マキシム M/09-21 重機関銃 (#64387)

¥440,000
税抜 ¥400,000
商品番号
10379
発売日
2026/11/02 19:15:00
取扱店舗
東京店
在庫
0
英名
Finnish Maxim M/09-21 Heavy Machinegun w/ Sokolov Mount
国名
フィンランド
時代
第二次大戦
全長
1,110mm(銃架込1,480mm)(実測)
口径
7,62mm×53R
装弾数
ベルト給弾
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【フィンランド マキシム M/09-21 重機関銃 について】

フィンランドがロシア軍から鹵獲したマキシム M1910を改修したモデルです。
ベースとなったマキシム M1910は、ロシアがライセンス生産したマキシム重機関銃であるM1905の改良型です。 基本構造はM1905と同様ですが、各部の材質等を見直して軽量化が図られています。 また、車輪を備えたソコロフ銃架が装備され、一人での移動を可能としました。 初期のソコロフ銃架には射撃位置を高くする為に折り畳み式の脚が装備されていましたが、この脚は後に省略されました。 また、銃架には防弾板も取り付け可能となっていましたが、軽量化のため実戦では多くの場合取り外されて使用されました。
1920年代初期、フィンランド陸軍兵器部 (英語:Finnish Army ordnance administration) はマキシム m/1910をマキシム M/09とモデル名を変更しました。 この中には旧型のm/1905も含まれていました。 同時にソコロフ銃架(二輪付銃架)もM/09マウントと改名されました。 そのためソコロフ銃架を装備したマキシム重機関銃は本体がm/1905であっても同じモデル名になりました。 m/1905の最大の特徴は三脚でしたのでソコロフ銃架付きのモデルになってからはm/1910と外見上大差はありませんでした。 フィンランド陸軍はその後、マキシム重機関銃のモデル名を「マキシム M/09-09」をベースとして改称していきました。 多くのマキシム M/09-09はロシア軍からの捕獲品でしたが、 1924年にポーランドから405挺、1926年にイタリアから100挺を輸入しています。 1926年には1,920挺のマキシム重機関銃の内、約900挺がその後フィンランド軍の主力重機関銃になる「フィンランド マキシム M/09-21 重機関銃」に改良されました。 この改良は1927年より始まったフィンランド軍全体のマキシム重機関銃の部品に互換性を持たせる改良も含まれていました。 最終的には国民義勇軍 (Suojeluskunta=Civil Guard) が保有する外国製 (ロシア製以外) の旧式なマキシム機関銃も含まれおり、1930年代までその改良が続けられました。 最初はTikkakoski factoryが改良を行っていましたが、1932年より国民義勇軍 (Suojeluskunta=Civil Guard) 管轄下のSako factoryで行われました。 大きな変更点はインチ表示であった旧式のリア・サイトをドイツ軍のMG08のリア・サイトに近いフィンランド軍名称のM/22リア・サイトに統一された点、ソコロフ銃架の防弾板 (シールド) の廃止、光学照準器の廃止などが行われました。 本品は1944年にKorj工場で改良された「フィンランド マキシム M/09-21 重機関銃」です。

【本個体の説明】

本品は水冷式ジャケットや車輪式の銃架が特徴的な、迫力のある重機関銃です。 銃本体のシリアルNo.は「64387」で、フィードカバーの上面に3箇所、フィード・トレイの突出部上面、レシーバーの右側面後端、レシーバーの左側面に2箇所、スプリング・ボックスの上面、フィード・カバー内のレシーバー上面の前端と後端、及びトリガーにマッチしている刻印が確認できます。 シリアルNo.の他に、フィード・カバー上面にはフィンランド陸軍の所属であることを示す「SA」や、1944年にKorj工場で加工されたことが判る「Korj.1944」等の刻印、レシーバーとスプリング・ボックスの左側面にはツーラ工廠の検査刻印及び打ち消し線が打刻された「62700」「76543」「1643876」の刻印があります。 他にも、銃口部分に「PN105」を示すキリル文字とアラビア数字、レシーバー右側面のレバーに「100674」、ボルト・キャリアの上面に「1024」及び「99732」などの刻印があるほか、各部に細かな刻印が見られます。 また、銃架には一部判読が難しくなっていますが「13674」等の刻印が確認できます。
本品の銃本体は全体的に多少の使用感が見受けられますが、大きな損傷や欠損は見られず、剛性や強度のしっかり保たれている状態の個体です。 水冷式ジャケットは擦れや角部を中心に少々塗装の剥落が散見されますが、大きな凹みや目立つ傷はほとんど見られず、全体にオリーブ・グリーンの塗装が良く残っています。 機関部等の金属部には、可動部や角部を中心に擦れや線傷により表面錆や地金が現れている箇所が所々散見されますが、こちらも大きな損傷や変形は見られず、黒染め仕上げが大部分にしっかりと黒く残った状態が保たれています。 機関部左側面のスプリング・ボックスも擦れや表面錆が散見されるものの、目立った歪みや大きな傷は見られず、しっかりとした状態です。 木製のグリップには小さな打ち傷や凹みが散見されますが、割れや欠けは見られず、木材の質感や仕上げが良く残っています。 ソコロフ銃架についても全体的に使用感が見受けられ、ハンドルのパイプ部分などに打ち傷などによる凹みや穴が見られるほか、可動部や車輪を中心に塗装の剥落や錆による朽ち込みがありますが、大きな歪みや欠損は見られず、強度や形状に問題はなく、水冷式ジャケットと同様のオリーブ・グリーンの塗装が全体に残っています。
操作については一部固くなっているものの、水冷式ジャケットの冷却水注/排水蓋の開閉、フィード・カバーの開閉、銃架の展開、ロック・ケースの開閉、銃本体の銃架への取り付けと旋回・府仰角の調整が問題なく可能です。 リア・サイトの起倒とウィンデージ調整は可能ですが、エレベーション調整用ダイヤルは欠品しています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (SN)


※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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