- 商品番号:10376
国名:イギリス
時代:第二次大戦
種類:短機関銃
取扱店舗:東京店
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【ステン Mk I 短機関銃 について】
ステン Mk I 短機関銃は、第二次世界大戦中にイギリス軍が開発・採用したステン短機関銃シリーズの最初の量産モデルです。
第二次世界大戦勃発後、ドイツ軍によるフランス侵攻により欧州大陸からの全面撤退を強いられたイギリス海外派遣軍は、ダイナモ作戦として知られる撤退戦で多くの装備を失いました。 ドイツ軍の英国本土への侵攻が強く懸念される中、歩兵用の自動火器不足は深刻な問題とされ、短機関銃の再装備が急務とされました。
イギリス政府はトンプソン短機関銃のアメリカへの追加発注に加え、大量生産が可能な短機関銃を要求します。 そこで、軍需省 (ウーリッジ造兵廠) のレジナルド・V・シェパード (Reginald V. Shepherd) と、エンフィールド造兵廠のハロルド・J・ターピン (Harold J. Turpin) が設計を担当し、エンフィールド造兵廠が試作を行いました。 ダンケルクの撤退から僅か6ヶ月後の1940年12月には最初の試作品が完成し、更に6ヶ月後の1941年6月には量産が開始されます。
完成した短機関銃は、前述の二人の設計者の頭文字 (SとT) を取ってSTEN (ステン) と命名されました。 一般的に後半の「EN」はエンフィールド造兵廠を指すとされていますが、設計者自身の証言によればイングランド (England) の頭文字であるとされています。 全体的な配置はドイツのMP28II 短機関銃に倣っていますが、銃器以外の金属加工工場でも生産出来るよう、当時としては異例とも言える大幅に簡略化したデザインが採られました。
ステン短機関銃シリーズ最初の量産型がMk Iで、木製のハンドガードと可動式バーティカル・グリップ、大型のフラッシュ・ハイダーを備えているのが特徴です。 尚、ステン Mk Iからさらなる生産性の向上と徹底したコスト削減を目指して開発されたMk IIでは、Mk Iで装備されていた木製ハンドガードやバーティカル・グリップ、フラッシュ・ハイダーは省略されました。【本個体の説明】
本品はオリジナルのステン Mk IIを英国の工場にてMk Iへ改造した品です。 バット・ストック、フラッシュ・ハイダー、バレル・ジャケット、木製ハンドガードは復刻品となっており、モデル名刻印はMk IIからMk Iへ打ち直しにより変更されています。
本品はシリアルNo.246407の個体です。 全体に再仕上げがされているので非常に綺麗な状態となっています。 マガジン・ハウジングにはシリアルNo.の他、「STEN MK I」のモデル名やバーミンガムのElkington & Co.を示す「M/78」の刻印の他、ブロード・アロー刻印が打刻されています。
金属部は全体がパーカー仕上げとなっており、ストックの一部に塗装が施されています。 ごく僅かな擦れや小傷を除けば、錆等や破損といった外観上の大きな難点も見られません。 ストックの取り付けには僅かに遊びが見られますがあまり気になりません。 木部は金属部と同様に非常に良い状態で、やはり微小な小傷は見られますが、殆ど使用感はありません。 木製バーティカル・グリップの可動についても問題はありません。 また、トリガーとの連動はありませんがセレクター・ボタンの切り替えも可能です。 付属のマガジンはシングル・カラムに制限されたタイプで、外見は32連ですが装弾数は19連になっています。 本体に比べると使用感と時代が付いており、全体に経年による褪色や打ち傷が見られる他、一部朽ち込み痕が見られますが、現状大きな凹みや変形等は見られません。 尚、マガジンの本体への着脱は少々渋い印象です。 マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)(KK)
※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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