商品番号:10367
国名:ベルギー
時代:冷戦期
種類:軽機関銃/汎用機関銃
取扱店舗:東京店
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FND 軽機関銃 (#521043)

¥385,000
税抜 ¥350,000
商品番号
10367
発売日
2026/10/07
取扱店舗
東京店(商談中)
在庫
0
英名
FN Model D Light Machinegun
国名
ベルギー
時代
冷戦期
全長
1,050mm
口径
7,62mm×51
装弾数
20発
在庫がありません
【FND 軽機関銃 について】

FN モデル D (FND) 軽機関銃は、ジョン・M・ブローニング (John Moses Browning) が設計したブローニング・オートマチック・ライフル (BAR) から派生したモデルで、ベルギーのFN社 (Fabrique Nationale d'Armes de Guerre) により開発されました。
ベースとなったBARは1917年にアメリカ軍の要求を満たすために設計され、第一次世界大戦および第二次世界大戦において広く使用されました。 ブローニングと緊密に協力していたFN社は、その特許を委託されて製造を行う中で戦間期にいくつかの改良を導入しました。 実戦におけるBARは、銃身が固定式であったため過熱しやすく、前線で頻繁な交換が必要となる点や、移動しながら射撃を行う当初のコンセプトがすぐに時代遅れとなり、実際には軽機関銃として運用される傾向がある点が課題となっていました。 FN社はベルギー政府の要求に基づき、ガス・レギュレーターや発射速度を低下させるための減速装置を組み込んだ「Type 30」を開発し、そこからさらに実践での経験や近代的な素材、新しい生産方法といった技術的利点を取り入れる事で、1932年に銃身の迅速な交換を可能としたFNDを市場に投入しました。
FNDの最大の技術的特徴は、レシーバーに対してディファレンシャル・ナットで保持され、がたつきを自動的に吸収しつつ、迅速に交換可能な着脱式銃身を採用して冷却問題を解決した点です。 銃身には放熱効率を高める為の冷却フィンが設けられ、加熱した銃身の取り外しや銃の運搬時に使用するキャリング・ハンドルが装備されています。 また、オリジナルのBAR M1918には存在しなかった二脚を最初から標準装備とし、それを銃身自体ではなくガス・シリンダーの先端に取り付ける事で、予備銃身の重量を軽減し、嵩張らないように配慮されていました。 さらに、従来のセミ・フル・オートの切り替え式に代わり、トリガー・ガード内にデュードネ・セーヴの設計による独自の機械式レート・リデューサー機構を組み込み、毎分600発の高速レートと毎分350発の低速レートを切り替える機構も導入されていました。 ボルトやエキストラクター、および閉鎖システムといった機関部の基本設計や、銃床内に発射時の反動を吸収するバッファーを内蔵するレイアウトはベースとなったBARと共通ですが、FNDではそのアクセスや分解手順が大幅に簡素化されています。 射撃姿勢を維持したままでボルトやエキストラクターの交換ができる部分的な分解の他、銃床を下方に折り曲げて支えとする事で、両手を自由にして完全分解が行える優れたメンテナンス性を備えています。 また、大気条件や弾薬のバリエーションに応じてガス流入量を調整できるレギュレーターの構造や、BARから引き継がれた薬室から薬莢を僅かに後退させてから引き抜くソフトな一次抽出機構により、不完全な弾薬であっても破損や動作不良を起こす事なく安定して機能しました。
FNDの基本となった前身のFN Mle 1930は7,65mm×53 ベルギー・モーゼル弾を使用していましたが、FNDは第二次世界大戦後も製造が続けられ、ベルギー軍向けの7,62mm×63弾仕様や、エジプト軍向けの7,92mm×57 モーゼル弾仕様など、各国の要求に応じた様々な弾薬に対応したモデルが生産されました。 ベルギー軍における最終的な派生型としては、7,62mm×51 NATO弾を使用するDA1が開発され、これはFN FAL用の20発マガジンをそのまま共有可能となっていました。

【本個体の説明】

本品のレシーバー上面にはイスラエル国防軍の刻印が入っている事から、本品がイスラエルへの輸出品である事が判ります。 アッパー・レシーバー左側面には、シリアルNo.の他、「FABRIQUE NATIONALE D'ARMES DE GUERRE HERSTAL - BELGIQUE」のメーカー刻印に加え、イスラエルやベルギーのプルーフ・マークが打たれています。 尚、シリアルNo.はレシーバーと銃身でマッチしており、銃身とレシーバーそれぞれに7.62の刻印が打たれいるため、7,62mm×51弾にリバレルされているものと思われます。 一方、ロア・レシーバーは、FNDA1のようなFAL用のマガジンではなく、FNDの.30-06弾マガジン用のハウジングとなっています。
本品は全体にやや使用感が見受けられ、銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や擦れ、一部表面仕上げの剥落は見られるものの、目立った欠損等は見られません。 銃身及びレシーバーはパーカー仕上げで、グリップ・フレームが黒の焼付塗装となっています。 木製のハンドガードやグリップ、キャリング・ハンドル、バット・ストックについても、やや打ち傷や線傷等に小さな欠けが散見されますが、目立った破損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 ハンドガード表面には、二脚折り畳み時に付いたやや深い傷が見られますが、十分許容レベルで、滑り止めのチェッカリングも良好に残っています。 二脚やショルダー・レストの展開及び折り畳み操作、リア・サイトの調整、マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 セレクターはヘブライ語表記になっており、切り替えのクリック感が無くなっています。
トリガーテンションの有る、ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (YS)


※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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