ある意味FG42の末裔?

こんばんは、レナートです。


Stgw.57について常々思う事があります。 この銃って...


FG42っぽい要素が散見されませんか? 


凝ったフラッシュ・ハイダー、折り畳み式のフロント/リア・サイトに...


二脚も装備しています。


フルサイズのライフル弾を使用し、セレクティブ・ファイアでもある...銃を構成する要素はFG42と非常に似ていると思います。
空挺用と陸戦用で異なりますが、製造コストが高価な銃という点でも似ているかと...。


SIG Stgw.57とトライアルで戦ったW+F (Waffenfabrik Bern) WF-51という自動小銃が実質FG42のスイス版コピーだったのも一因かと思います。 作動機構もFG42と同じで、やはりフルオート時にはオープン・ボルトになるそうです。 


WF-51はシュミット・ルビン K31の後継として、独自の7,5mm×38 短小弾を使用するセレクティブ・ファイアの自動小銃として試作開始されました。


その後↑WF-54 (Stgw.54) に至るまでの改良版が試作されていますが、製造コストが銃本体だけで1,000スイスフラン (CHF) と高価だったこと、スイス軍は国防構において短小弾よりもフルサイズ弾に重きを置いたこともあり、結果的には発展性無しとして開発中止されてしまいます。
結果、SIG案 (Stgw.57) が採用されたのはご存じの通りですが、スイスとFG42の意外な繋がりがあったんですね。 


加えてStgw.57では独自のローラー・ディレイドも採用していますが、同じローラー・ロックのセトメやその源流となったStg.45(M)との繋がりも見えて面白いですね~。
(>> 同時期のローラー・ロック、Gew.3はこちら)


あと、「Stgw.57は世界一高価な軍用小銃」と言われることがありますので、そのお値段を調べてみました (比較対象のM14、Gew.3は何れも1960年代の調達価格で、自国の軍隊に納入した場合の1挺当たりのコストです)。 
Stgw.57はドル換算で$230と、M14の約2倍ぐらいの費用が掛かっています...銃本体の製造コストとしてはそこまで大差ないものの、1挺あたり約43%がSIGへのマージン、開発費、メンテナンス費などに宛がわれていたようです。 もともと高精度が売りな銃なので、これらの費用も納得して然るべきものかもしれません...。 スイス版FG42というには少し大げさですが、Stgw.57にも高精度なメカ的な魅力があってオススメです。 それでは~

>> Stgw.57 自動小銃 はこちら



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