2026年夏の新入荷品から、FN30-11 狙撃銃です。
ベルギーFN社が1970年代に開発した狙撃銃で、ベルギー以外にもアルゼンチン、グアテマラ、キプロス、ドミニカなどで使用されたようです。 情報が少ないミステリアスな銃なので、どこで、どんなふうに使用されたかといった語りが出来ないのですが、外観に特徴がありすぎるのでそちらを中心に見ていきたい次第です。 (特徴がありすぎるため前後編に分かれます!)
やっぱり目を惹くFN MAG汎用機関銃から流用?した無骨なハイダー、銃身、二脚...
本銃の機関部はモーゼルアクションを採用しているのは同じベルギーのFNモーゼル M1930 短小銃の末裔のためです。 モデル名の「-11」部分は、オリジナルのFNっモーゼル M1930 短小銃 (恐らく輸出用などのバリエーションも含んだ) 「11番目のモデル」を意味しているそうです。
FR-F2もそうですが、戦後狙撃銃の設計ベースとなったのがWW2前の銃ってなんだかロマンありますよね!
あと見慣れない形状のストックも面白いです...この辺も後編で詳しく見ていきましょう。
幸い在庫にFN MAG、FN M1930 短小銃がありますので、見比べ放題です。
まずは銃身周り! 本当にFN MAGと同じものなのか??
フラッシュ・ハイダーは全く同一の物が使用されているようで、各部寸法も同じでした。
(汎用機関銃のハイダーが付いた狙撃銃って結構レアケースなのでは? )
お次は銃身です (比較のため画像は二脚部を消去しています)。 ボルトアクションと機関銃での構造上違なる箇所 (ガスブロックなど) は比較対象外とし、純粋にバレル部だけを計測してみました。
上掲は各部の銃身直径なのですが、けっこう違いました。
FN MAGは銃身直径が場所により異なっていたり、テーパードになっていたり。 一方のFN30-11は寸胴なブルバレルになっています。 両者の銃身長自体はほとんど同じなので、銃身を削り出す直前の状態 (ブランク材) は共通のものが使用されている気がします。
(ちなみに、FNモーゼル M1930の銃身直径は15.5mmでした。FN30-11もFN MAGも相当太いバレルなんですねぇ)。
二脚も開脚調整部やメインの脚の部分は同じように見えます。
(理由は不明ですが、FN30-11は脚の軸ネジが逆面に止められていますが...)。
大きく異なるのは地面に接地する石突の部分で、リベットの数も石突裏面の形状も大きく異なっていました。 FN MAGっぽく見える要素が多いものの、簡単に使いまわしただけではないようでニクイですね...。 後編は機関部やストック周りを見ていきます。 それでは~
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本日のワンポイント情報!!
※7/18(土)より新入荷品のHP公開&店頭販売開始しております。
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