戦後西ドイツ製のEltro社製 B8-V ナイト・スコープです。 1950年代末に登場した赤外線アクティブ式暗視照準器で、Gew.1 (西独FAL) やGew.3に使用されました。
B8-V ナイト・スコープは同じ第0世代暗視装置で、大戦末期に登場したヴァンピール (Zielgerat 1229) とよく似ていますね。 (諸説ありますが、ヴァンピールは300台ほど生産されて実戦投入されたとか)。
B8-Vのマウント形式はNATO STANAGタイプとなっています。 装着にはGew.1 (FAL) の場合は別途マウント付きレシーバー・カバー、Gew.3の場合はクロウ・マウントが必要になります。
マウントが無いので雰囲気で並べているだけですが、Gew.3への装着イメージ。 上部の赤外線投光ユニットが大きいのでかなりボリューミーです!
赤外線投光ユニットはヒンジ付のカバーが付いています。 レンズ表面はヒビや割れもなく綺麗な状態です。
スコープから伸びているケーブル、末端にはゴムバンドとプッシュ・スイッチが付いています。 ストックに装着し、頬付けした時だけスイッチが押され、スコープが可動する構造になっているようです。
付属の金属ケース内には大型バッテリー、赤外線投光ユニットの予備ガラス、バルブ×2個、ツールやクロスが収納されています。 バッテリー運搬用のパウチ一部が加水分解して脆くなっていたり、そこそこ経年感が見られます (収納図を見ると本来は緩衝材のスポンジがあったようですが、こちらも経年で失われています)。 本個体の詳しい製造年は未詳ですが、最低でも50年近く前に製造されたと考えられます。 古い機械物につき動作は未確認ですので、コレクション品としてお考えいただけると幸いです。 適応するマウントが用意出来れば、メトリックFALやGew.3に装着できますよ~。
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