大阪店在庫の「飛行隊教練仮規定改正理由書」

皆様こんばんは、雨も降って結構肌寒いですね。ナベです。


本日はこちら、現在大阪店にて在庫中の「飛行隊教練仮規定改正理由書」です。 縦約13cm、横約9cm、104頁の冊子となっています。 


表紙には昭和6年10月 陸軍航空本部とあります。 因みに昭和6年(1931年)と言ったら満州事変が勃発した年で、その頃の陸軍の主力戦闘機は一式戦闘機隼ではなく九七式戦闘機でもなく、ノスタルジックなパラソル型の九一式戦闘機でした (所沢の航空発祥記念館に胴体部分が展示されてたな…)。


ページを捲ると早速注意書きが「日本将校の外閲覧を許さざる儀と承知せられたし」とあります。 更に「古本屋の店頭に現るが如き等のことなき様特に注意相成度」とも有ります…当時、軍の秘密に属する冊子を古本屋さんに売る人がいたのか?


早速内容を見てみますと「国軍の特色を発揮し主として東亜の大陸に於いて速戦速決の軍の要求を充足し云々」とあります。 その後の日中戦争や太平洋戦争の経過を考えると「速戦速決」の文字が何か虚しい気も…。


12~13ページには「索敵」「突進開始点」「攻撃開始位置」「戦闘開始位置」について説明されています。 「固定銃射撃の為機首を敵機に指向し前進するを突進と謂い」など景気がいいですね。


突進とか攻撃ばかりではなく「視察」「写真撮影」「空地連絡」「射弾の観測」など地上部隊との協力についての記載もあります。


それにしましても読んでるとなかなか興味深いです。 90年以上前の冊子ですので経年感はあるものの、落丁も無く全てのページが揃っています。 日本陸軍航空隊にご興味のある方、一冊如何でしょうか。 それでは~。

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