商品番号:K10309
国名:日本
種類:単発式拳銃
取扱店舗:東京店
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ドンドル銃 (唐草文様「陰平隅切角ニ鬼蔦紋」付真鍮製銃身)

¥330,000
税抜 ¥300,000
商品番号
K10309
発売日
2026/10/21 18:00:00
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Japanese Percussion Single Shot Pistol with Brass Barrel
種類
単発式拳銃
国名
日本
時代
江戸時代後期 (幕末)
全長
215mm
口径
9mm
装弾数
単発
その他
松本零士先生旧蔵品
【ドンドル銃 (唐草文様「平隅切角ニ鬼蔦紋」付真鍮製銃身) について】
本品はドンドル銃と総称されている幕末に作られた管打式の単発拳銃です。 真鍮製で最もドンドル銃らしい仕様になっています。

幕末に雷管式小銃が欧米から輸入されるようになってから、国内でもゲベール銃などの模作が盛んに行われました。 和製の小銃はオリジナルと大きな違いはありませんが、短銃は日本独自の形状になりました。 本品は短銃と呼ぶより火縄銃からの流れを汲む短筒と呼ぶ方が相応しいような独特の形状をした品です。 携帯する時は帯に差した十手のような使い勝手ではなかったでしょうか。 本体の左側面に帯に差す際の突起が銃身と平行に付いています。 西洋でもこのような突起 (ベルト・フック) が付いた品は存在しますが、和製のドンドル銃ほど、必ず備えられるものではありませんでした。 また、銃口下部にさく杖 (ラム・ロッド) を固定する為のスイング式の金具 (ラム・ロッド・スイベル) を備え、銃身下部にさく杖の取り付けが可能となっている品も多く見られます。 このような短銃は当時「ドンドル銃」と呼ばれました。
尚、1842年 (天保13年) 頃に蘭学者 吉雄常三によって著された火薬技術等に関する文献である「粉砲考」によると、当時西洋で開発された発火薬の一種を日本において「ドンドルプードル」と呼称していたという記述が見られます。 これはオランダ語で「雷 (Donder) の粉 (Poeder)」を意味する「ドンダー ポーダー (Donder Poeder)」が日本において訛ったものであると考えられます。 ドンダー ポーダーは熱や衝撃を加えると激しく爆轟する発火薬で、当時銃用の雷管に用いられた雷汞 (雷酸水銀 (II) ) と同種の化学物質であると思われます。 「ドンドル銃」の呼称は、この発火薬を雷管に使用する管打式の銃器について、ドンドルプードルの「ドンドル」部分のみが残り、更にこれが訛って生み出された呼称である可能性が高いと考えられます。
「ドンドル」という呼称は当時は管打式の短銃だけに限ったものではありませんでしたが、現在では小型の和製管打式短筒の総称としてドンドル銃と呼ばれています。 ドンドル銃は基本的に護身用として使用されました。

  本品は真鍮製銃身と機関部に唐草文様が彫られており、アッパー・タングには「平隅切角ニ鬼蔦紋」が入っています。 (MM)

【本個体の説明】
本品の銃身から機関部、そして本体左側面のベルト・フックには作域の良い唐草文様が彫られており、アッパー・タングには「平隅切角ニ鬼蔦紋」が彫りで入っています。 家紋が入っているドンドル銃は弊社でも初めて見ました。  片切彫りの良さに加え程度と全体的な出来の良いお勧めできる一挺です。

真鍮部は自然な時代色が全体に付いた健全な一挺です。 銃身やベルト・フックの彫刻も非常にはっきりと残っています。 全体的に大きな欠損も見られず、しっかりとした状態が保たれています。 茶色っぽい木材で作られた木製グリップは、下部が丸みを帯びたバグ・タイプ・グリップと呼ばれる形状となっています。 グリップの半艶の仕上げも大変良く残っており、取り付けもしっかりとしています。1mmほど小傷が見られる他、アッパー・タング右側あたりからロア・タングに向かって細いヒビが伝っていますが、グラつく様子はなくしっかりとしています。 また右側面トリガー・ガード近くに小さな欠けが見られますが、外観に与える影響は殆どありません。 作動についてはハンマーを起こす時のバネの力は完全です。ハーフ/フル・コック共に掛かり、ハンマーを起こした状態でトリガーを引くとハンマーが力強く落ちます。 ニップルは錆と摩耗が感じられますが、シルエットを留めています。 銃身内は銃口から銃身後部まで抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。 銃身下部にはスイング式のラム・ロッドが取り付けられており、トリガー・ガード前部のキャッチにより収納できますが、抑えのバネのテンションが弱まっており脱落しやくすくなっています。 (MM)

※【本個体の説明】は現在作成中です。 後日、加筆/訂正が行われる可能性がございます。本品の程度/状態について詳しくは東京店までお問合せください。

【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長: 21.5cm、銃身長: 14.7cm、口径: 0.9cm 、銘文: 無銘)

【その他の情報】
昭和41年12月8日(裏に訂正の印)に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 令和8年9月30日に現物確認(訂正)が行われた最新のデータに基づいた登録証付です。無可動実銃ではありません。漫画家の松本零士先生旧蔵品です。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。 またご購入後であっても空撃は絶対に控えて下さい、ニップルが変形もしくは破損する可能性があります。


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