- 商品番号:ARC0101
国名:ロシア
時代:冷戦期
種類:自動小銃
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【ロシア AKM 自動小銃 について】
モデル概要
AKM 自動小銃は、ミハイル・カラシニコフ (Mikhail Kalashnikov) が設計したAK-47 自動小銃の改良型として開発された、7,62mm×39弾を使用する自動小銃です。 AK-47 自動小銃の基本構造を受け継ぎつつ、大幅な軽量化と生産性の向上が図られており、1959年に旧ソ連軍により制式採用されました。
開発の背景
本銃の開発に至った背景には、AK-47 自動小銃が抱えていた生産性と重量の課題がありました。 AK-47 自動小銃の最終型であるIII型は、レシーバーを無垢の鋼材から削り出して製造していたため、極めて頑丈であった反面、銃自体の重量がかさみ、生産コストと切削加工の時間も膨大でした。 冷戦下において同盟国を含めた膨大な需要を満たすため、旧ソ連軍はプレス加工技術の向上を背景に、より安価で大量生産に適した軽量な自動小銃の開発を要求しました。 これに応える形で再設計が行われ、「近代化されたカラシニコフ自動小銃 (Avtomat Kalashnikova Modernizirovannaya)」を意味するモデル名が与えられたAKM 自動小銃が誕生しました。
AK-47からの改良点
技術的な最大の特徴は、レシーバーが削り出しによる製造から1mm厚の鋼板をリベット留めするプレス製へと変更された点にあります。 これにより生産性の向上とともに、AK-47 自動小銃と比較して約1kgもの大幅な軽量化を実現しました。 マガジン・ウェル上方のレシーバー両側面には本体強度を維持・向上させるための窪みが設けられており、これらの窪みはマガジンを正常な位置に強固に固定する機能も果たしています。 また、ハンドガードやバット・ストックは、AK-47 自動小銃では主に単材 (無垢材) が使用されていたのに対し、AKM 自動小銃では強度が高く反りにくいラミネート (合板) 製へと変更されました。 フル・オートマチック射撃時の制御を容易にするため、バット・ストックの形状も反動を直線的に受け止める直銃床型へと変更されたほか、銃口部には発射ガスを斜め上方へ逃がして銃口の跳ね上がりを抑える、斜めに切り落とされた形状のマズル・ブレーキが追加されたのも特徴です。 さらにトリガー機構には、ボルト閉鎖時に発生する跳ね返りが収束するまでハンマーの解放を僅かに遅延させるための部品 (レート・リデューサー) が組み込まれています。 これにより、不完全閉鎖の状態でハンマーが解放されてしまうことで発生する不発や作動不良を防ぎ、激しい射撃時における作動の確実性を向上させています。 なお、リア・サイトの最大射程はAK-47 自動小銃では800mまでとなっていましたが、AKM 自動小銃では1,000mまで延長されています。
各国での運用と評価
AKM 自動小銃はその高い生産性と過酷な環境下での信頼性から、旧ソ連軍の主力小銃として全軍に配備されました。 さらにワルシャワ条約機構の加盟国をはじめとする東側諸国や、世界中の親ソ連国家にも大量に供与・輸出されました。 ベトナム戦争における実戦投入を筆頭に世界各地の紛争で使用され、泥や砂にまみれる劣悪な環境でも確実に作動する頑丈さから、世界中の現場の兵士から絶大な支持を獲得し、世界で最も普及した自動小銃としての地位を不動のものにしました。
諸外国でのライセンス生産と派生モデル
本銃は旧東側諸国を中心とする諸外国でも盛んにライセンス生産や独自改良が行われ、極めて多くの派生モデルが存在します。 旧ソ連で製造されたバリエーションとしては、空挺部隊や車両搭乗員向けにレシーバーの下方へ収納できる折り畳み式のストックを備えたAKMS 自動小銃のほか、レシーバー左側面に暗視装置などの光学機器をマウントするためのサイド・レールを標準装備したAKMN 自動小銃といったモデルが存在します。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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