- 商品番号:ARC0094
国名:ドイツ
時代:第二次大戦
種類:ボルト・アクション
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【Gew.98/40 小銃 について】
モデル概要
Gew.98/40 小銃は、第二次世界大戦中にドイツ軍の要請により、ハンガリーで製造されたボルト・アクション式小銃です。 1935年にハンガリー軍で制式採用された35M 小銃をベースとし、ドイツ軍の標準規格に合わせて大幅な設計変更が加えられています。
35M 小銃をベースとした開発
本銃の開発の背景には、大戦勃発に伴うドイツ軍の深刻な小銃不足がありました。 ドイツ陸軍兵器局は占領下や同盟国の工廠を総動員して兵器の増産を図っており、その一環としてハンガリーの兵器製造能力に目を向けました。 原型となったハンガリー軍の35M 小銃は、第一次世界大戦後にハンガリーが独自に開発した優秀な小銃でしたが、使用弾薬が8mm×56R弾であり、そのままではドイツ軍の補給体系に適合しませんでした。 そこでドイツ軍は、35M 小銃を自軍の規格に合わせて改良するよう指示し、これにより誕生したのがGew.98/40 小銃です。
機関部および銃床の構造
Gew.98/40 小銃の機関部は、35M 小銃の設計を引き継いでいます。 原型である35M 小銃の時点で、ボルトの構造は旧来のマンリッヒャー系のストレート・プル方式から一般的な回転式 (ターン・ボルト方式) へと既に変更されていましたが、機関部後部にはマンリッヒャー方式特有の露出したコッキング・ピースが残されていました。 Gew.98/40 小銃もこの構造を踏襲しており、射手はボルト・ハンドルを操作することなく、コッキングやデコッキングを静かに行うことが可能でした。 銃床についても、第一次世界大戦後の木材不足に起因する35M 小銃の特徴的な二分割構造の銃床がそのまま採用されています。
弾薬および給弾機構のドイツ軍規格への変更
一方、ドイツ軍向けのGew.98/40 小銃としての最大の変更点は、使用弾薬と給弾機構の全面的な刷新です。 弾薬はドイツ軍標準の7,92mm×57弾に変更され、それに伴い弾倉もマンリッヒャー式の突出した形状から、底部が平らなモーゼル方式の内蔵型弾倉へと再設計されました。 装填方法も専用のエンブロック・クリップから、Kar.98k 小銃と共通の5発入りストリッパー・クリップ仕様に変更されています。 さらに、ボルト・ハンドルを下向きに曲げたほか、銃剣の着剣装置やスリング取り付け部の形状もKar.98k 小銃と完全に同一の規格へと改修され、ドイツ軍歩兵が違和感なく運用できるよう工夫されていました。
ハンガリーにおける生産とハンガリー軍用「43M 小銃」への影響
Gew.98/40 小銃の生産は、ハンガリーのブダペストにあるFEG (Femaru Fegyver es Gepgyar) およびダヌビア機械工場において、1941年から1944年にかけて行われました。 総生産数は約138,400挺とされており、主にドイツ国防軍の歩兵部隊などに配備されました。 また、このGew.98/40 小銃の優れた設計に影響を受けたハンガリー軍自身も、自軍向けの次期主力小銃として、同じく7,92mm×57弾を使用する仕様の小改良型を開発し、これを43M 小銃として制式採用しています。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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