商品番号:ARC0078
国名:中南米
時代:第二次大戦
種類:ボルト・アクション
アーカイブ品

ブラジル モーゼル M1935 歩兵銃 (アーカイブ品)

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商品番号
ARC0078
発売日
1993/03/13
在庫
本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です
英名
Brazilian Mauser M1935 Infantry Rifle
国名
中南米
時代
第二次大戦
全長
1,252mm
口径
7mm×57
装弾数
5発
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【ブラジル モーゼル M1935 歩兵銃 について】

モデル概要

ブラジル モーゼル M1935 歩兵銃は、1935年にブラジル軍によって制式採用されたドイツのモーゼル社製ボルト・アクション式小銃です。

ブラジル軍の小火器更新計画と採用の経緯

本銃の開発の背景には、1920年代から1930年代にかけてブラジル軍が進めていた小火器の更新計画があります。 砲兵や騎兵向けにはベルギーからFN製のM1922 騎兵銃が採用され、また1930年革命によって共和制を打倒し政権を掌握したゲトゥリオ・ヴァルガス (Getulio Vargas) 臨時大統領の時代には、チェコスロバキアから約15,000挺のVz24 短小銃が輸入されていました。 一方、当時のドイツ第三帝国下のモーゼル社は政府の管理下に置かれており、外貨獲得のために旧式の生産ラインを活用した輸出用兵器の契約を推し進めていました。 ブラジル軍は、第一次世界大戦前から主力としていたモーゼル M1908 歩兵銃と操作方法が完全に共通しているという新兵教育上の利点を高く評価し、1935年に新型主力小銃としてM1935を採用しました。

機関部の構造と各部の仕様および刻印

技術的な特徴として、基本構造は前制式であるM1908 歩兵銃のメカニズム (ドイツ帝国軍のGew.98アクション) を色濃く受け継いでいます。 リア・サイトにはGew.98の特徴的なランゲ・サイトではなく、M1908と同様の一般的なタンジェント・サイトが装備されています。 M1908との細かな差異として、銃身長が730mmと約0.5インチ短いにもかかわらず、全長は約1,252mmと僅かに長くなっており、銃床のフォア・アーム (先台) には握りやすくするための太い指掛け溝が追加され、バレル・バンドの幅も広くなっています。 使用弾薬は7mm×57で、装弾数は5発となっています。 薬室上部にはブラジルの国章が大きく打刻され、レシーバー後部上面にはモーゼル社のバナー・ロゴ、レシーバー左側面にはドイツ語で「MAUSER-WERKE A.G. OBERNDORF A/N」の企業名が打刻されています。

運用と保管状況

実際の運用において、M1935は第二次世界大戦の勃発前にブラジル軍へ引き渡されました。 第二次世界大戦においてブラジルは連合国側として参戦し、ブラジル遠征軍 (FEB) をヨーロッパのイタリア戦線へと派遣して実戦を経験しています。 しかし、派遣された部隊は現地でアメリカ軍から支給されたスプリングフィールド M1903 小銃やM1 ガーランド等のアメリカ製兵器を使用したため、自国から持ち込んだM1935がヨーロッパの実戦に投入されることはありませんでした。 その結果、本銃の多くは実戦で過酷に消費されることなく、未使用に近い非常に良好な状態のままブラジル国内に保管されることになりました。

戦後の.30-06弾改修モデル「M1954」

M1935の派生モデルとして、戦後に改修されたM1954 (Mq M954) が存在します。 1950年代に入ると、ブラジル軍は運用弾薬をアメリカ軍規格に統一するため、イタジュバ造兵廠 (Itajuba造兵廠) において保管されていた多くのM1935について、7mm口径から.30-06スプリングフィールド弾 (7,62mm×63) が使用できるようにリチャンバー (薬室改修) が行われました。 これらはM1954として再支給されましたが、主に訓練用として乱雑に扱われたため著しく消耗し、その大半が処分されました。

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※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
詳細画像
  • 第二次大戦期 ブラジル陸軍 ブラジル モーゼル M1935 歩兵銃の全体・側面ビュー