商品番号:ARC0069
国名:ロシア
時代:第二次大戦
種類:自動小銃
アーカイブ品

トカレフ SVT 1940 自動小銃 (アーカイブ品)

税抜 ¥0
商品番号
ARC0069
発売日
1993/03/12
在庫
本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です
英名
Tokarev SVT 1940 Self-loading Rifle
国名
ロシア
時代
第二次大戦
全長
1,225mm
口径
7,62mm×54R
装弾数
10発
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【トカレフ SVT 1940 自動小銃 について】

モデル概要

トカレフ SVT 1940 自動小銃は、フョードル・V・トカレフ (Fedor Vasilievich Tokarev) が設計したSVT 1938 自動小銃の改良型として、1940年に旧ソビエト連邦軍に制式採用された半自動小銃です。

SVT 1938 自動小銃と冬戦争の戦訓による再設計

開発の背景には、1930年代からソ連軍が進めていたモシンナガン M1891/30 小銃に代わる次世代の自動小銃配備計画があります。 当初はセルゲイ・G・シモノフ (Sergei Gavrilovich Simonov) が設計したAVS 1936 自動小銃が採用されましたが、構造の複雑さや耐久性に問題があったため、代わってトカレフが設計したSVT 1938 自動小銃が1938年に制式化されました。 しかし、1939年から始まったフィンランドとの冬戦争に投入された結果、過酷な寒冷地における作動不良やマガジンの脱落、ガス・システムの不具合といった多数の欠陥が実戦で露呈しました。 これらの戦訓を反映し、構造の強化と軽量化、および生産性の向上を図るために再設計されたモデルがSVT 1940 自動小銃です。

作動機構と各部の特徴

作動方式はショート・ストローク・ピストンによるガス圧利用式で、ティルティング・ボルト式の閉鎖機構を備えています。 ガス・ブロックには5段階の調整が可能なガス・レギュレーターが設けられており、気候や汚れの状況に応じてガス流量を変更することが可能でした。 使用弾薬はソ連軍標準の7,62mm×54R弾で、給弾は10連の着脱式マガジンを用いて行われますが、マガジンを装着したままボルトを開いた状態で、レシーバー上方からモシンナガン小銃用の5発クリップを用いて装填することも可能でした。 また、反動を軽減するために銃口部にはマズル・ブレーキが標準装備されており、初期生産型では側面に6つの細いスリットがありましたが、後期の生産型では2つの幅広のスリットへと変更されるなどの変遷が見られます。

独ソ戦での運用とドイツ軍への影響

実際の運用において、SVT 1940 自動小銃はバルバロッサ作戦をはじめとする独ソ戦で大量に投入されました。 優れた火力を持っていたため、侵攻してきたドイツ軍によって多数が鹵獲され、ドイツ軍内で独自に名称を与えられて好んで使用されただけでなく、後にドイツ軍が開発したGewehr 43 半自動小銃のガス圧作動機構に大きな技術的影響を与えました。 しかし、ソ連軍内部においては、リム付き薬莢である7,62mm×54R弾を使用することによる給弾不良の問題や、構造が複雑で部品点数が多いという運用上の欠点を抱えていました。 特に大戦勃発後に動員された初歩的な訓練しか受けていない徴集兵にとっては、ガス・レギュレーターの調整や適切なメンテナンスが極めて困難でした。 その結果、過酷な戦場環境下において作動不良が多発し、製造コストも高かったため、ソ連軍は構造が単純で安価なモシンナガン M1891/30 小銃の増産を優先する方針へと転換し、本銃は1945年初頭に生産が終了しました。

狙撃銃仕様および派生モデル

トカレフ SVT 1940 自動小銃には生産期間中にいくつかの派生モデルや仕様変更が登場しています。 狙撃銃のバリエーションとして、リア・サイト後方のレシーバー上部に専用マウントを介してPUスコープを取り付けたSVT 1940 狙撃銃が製造されましたが、初弾の着弾点がずれるという構造上の問題などが指摘され、モシンナガン狙撃銃ほどの命中精度を満たせなかったため1942年に生産が打ち切られました。 これに伴い、後期生産型のレシーバー両側面からはスコープ・マウントを取り付けるためのレール溝が省略されています。 また、1942年にはセミ・オートマチックとフル・オートマチックの切り替えが可能なAVT 1940 自動小銃が登場しました。 SVT 1940 自動小銃ではセーフティとして機能していたトリガー後部のレバーがセレクターを兼ねており、下方で安全、左側でセミ・オートマチック射撃となりますが、AVT 1940 自動小銃では右側へ倒すことでフル・オートマチック射撃が可能となっています。 しかし、連射時の反動が強烈でコントロールが難しく、ストックの破損など耐久性にも深刻な問題を抱えていたため、少数の生産に留まりました。

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※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
詳細画像
  • 第二次大戦期 ソビエト軍 トカレフ SVT 1940 自動小銃の全体・側面ビュー
  • 第二次大戦期 ソビエト軍 トカレフ SVT 1940 自動小銃のPU スコープの詳細