- 商品番号:ARC0061
国名:ドイツ
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃
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【MG42 汎用機関銃 について】
モデル概要
MG42は、第二次世界大戦中の1942年にドイツ国防軍によって制式採用された、7,92mm×57 モーゼル弾を使用する汎用機関銃です。 先代のMG34に代わる主力機関銃として開発され、その圧倒的な発射速度と高い信頼性から、歩兵分隊の支援火器から対空・車載兵器まで幅広く運用されました。
MG34の戦訓とプレス加工を応用した後継機関銃の開発
1930年代に採用されたMG34は世界初の汎用機関銃として極めて優秀な性能を誇りましたが、部品の多くが削り出し加工で作られていたため、製造コストが高く大量生産に向かないという致命的な欠点を抱えていました。 また、精密な構造ゆえに泥や埃などの過酷な前線環境で汚れに弱いという問題も指摘されていました。 これらの戦訓を踏まえ、ドイツ軍はより安価で生産性が高く、かつ前線での耐久性に優れた次世代機関銃の開発を要求しました。 これに応じた金属プレス加工の専門メーカーであるグロスフス (Grossfuss) 社のヴェルナー・グルーナー (Werner Gruner) らが中心となり、プレス加工技術を徹底的に応用した新型機関銃の開発が行われ、1942年にMG42として結実しました。
ローラー・ロッキング方式と銃身交換メカニズム
MG42の最大の技術的特徴は、レシーバーなどの主要部品に厚みのある鋼板のプレス加工と溶接を多用し、大幅な生産性の向上とコスト削減を実現した点にあります。 作動方式は銃身の反動を利用するショート・リコイル式であり、閉鎖機構にはエトヴァルト・シュテッケ (Edward Stecke) が特許を取得したローラー・ロッキング方式が採用されました。 マズル部分にはフラッシュ・ハイダーを兼ねたリコイル・ブースターが内蔵されており、発射ガスを利用して銃身の後退を補助することで、毎分約1,200発という当時としては驚異的な発射速度を実現しています。 また、この高い発射速度に伴う頻繁な銃身交換に対応するため、レシーバー右側面の銃身交換ラッチを開閉する事により、極めて迅速かつ容易に銃身を交換できる画期的な構造を備えていました。
高い発射速度と運用
実際の運用において、MG42はその発射音の繋がりから「布を裂く音」と形容されるほどの猛烈な発射速度を誇り、連合国軍の兵士から非常に恐れられました。 汎用機関銃の概念通り、標準的な二脚を装着して軽機関銃として運用されただけでなく、専用の三脚 (ラフェッテ) に搭載して重機関銃としての任務もこなし、対空銃架や装甲車の車載機関銃としても広く配備されました。 一方で、弾薬の消費が極めて激しく、また数秒間の連射で銃身が過熱するため、機関銃手には約150発~250発ごとの銃身交換と、適切なバースト射撃の技術が求められました。
戦後の運用と派生モデル
MG42の基本設計は非常に完成度が高かったため、戦後も多くの国で改良型や派生モデルが作られました。 西ドイツではラインメタル社によって7,62mm×51 NATO弾仕様に再設計及び新規生産されたMG1がドイツ連邦軍に採用されたほか、大戦中のMG42をそのまま7,62mm×51 NATO弾仕様に改修したMG2も生産されました。 MG1及びMG2のリア・サイトは、弾薬の変更に合わせて最大射程が短いものに交換されており、二脚についても射撃姿勢を低く保てるよう、脚を前方まで倒す事が可能な改良型が装備されるようになりました。 西ドイツではその後、米軍の分離式ベルト・リンクを使用可能としたMG3へとさらなる発展を遂げました。 また、ユーゴスラビアでは第二次世界大戦終戦時にドイツ軍から接収したMG42 機関銃数千挺をM42として装備した他、戦後賠償としてドイツから製造設備を譲り受け、オリジナルの7,92mm×57 モーゼル弾仕様のまま、発射速度の変更や対空サイト取り付け基部の省略などの小改良を加えたM53 機関銃を製造・運用しました。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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