- 商品番号:ARC0060
国名:フィンランド
時代:第二次大戦
種類:短機関銃
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【スオミ M44 短機関銃 について】
開発の経緯
スオミ M44 短機関銃は、1944年にフィンランドで採用された短機関銃で、フィンランドでの制式名はKP m/44 (Konepistooli malli 1944) です。 一見して判る通り、ソ連のPPS43 短機関銃を元に設計されており、本体にプレス加工が多用されている点も同様です。 継続戦争中にフィンランド軍はソ連軍が装備していたPPS-42及びPPS43 短機関銃を鹵獲し、その生産性の高さに大きな関心を持った事から、自国でもこれらをコピーしてプレス加工を多用した短機関銃を開発する事になりました。
設計の特徴
スオミ M44 短機関銃の基本構造はPPSと同様でしたが、使用弾薬が9mm×19弾へと変更されただけでなく、ドラム・マガジンを始めとするスオミ KP/-31用の各種マガジンも装着できるよう、マガジン・ウェル周辺の構造も大きく再設計されています。 この新型の短機関銃は銃身、ボルト及び木製グリップを除くほぼ全ての部品がプレス加工により製造されており、従来のスオミ KP/-31 短機関銃に比べて製造コストの低減及び生産時間の短縮が可能となりました。 また、本体重量も大幅に軽減されています。
戦争終結に伴う発注数削減と戦後の運用
フィンランド国防軍は1944年8月に2万挺のスオミ M44 短機関銃の発注をOy Tikkakoski Abに対して行いましたが、その後戦争の終結に伴い、発注数が1万挺へと減らされる事となりました。 スオミ M44 短機関銃は、第二次世界大戦中に実戦に投入される事はありませんでしたが、フィンランド国防軍では1970年代まで訓練用として使用されました。 また、フィンランドの国境警備隊の他、国連軍部隊でも第二次中東戦争時に使用されました。
西ドイツにおけるDUXシリーズへの発展
第二次世界大戦後、Oy Tikkakoski Abの大株主であったドイツ人のヴィリー・ダウグス (Willi Daugs) はスオミ M44 短機関銃の設計図面を持ってスペインへと渡り、M44を基にルートヴィヒ・フォルグリムラー (Ludwig Vorgrimmler) が再設計した短機関銃の発展型であるDUX-53 短機関銃がオビエド造兵廠で製造されました。 DUX-53 短機関銃は西ドイツの国境警備隊で採用されたほか、ドイツ連邦軍でもテストされましたが、その評価過程でいくつかの欠点が指摘されました。 このテスト結果を受け、西ドイツのアンシュッツ社などが欠点を改修・再設計を行い、DUX-59 短機関銃が開発されましたが、連邦軍の最終トライアルにおいてUZI (MP2) に敗れたため、制式採用には至りませんでした。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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