- 商品番号:ARC0056
国名:ドイツ
時代:第二次大戦
種類:対戦車ライフル/グレネード&ロケット・ランチャー/無反動砲/迫撃砲
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【5cm leGrW 36 迫撃砲 について】
モデル概要
5cm leGrW 36は、1936年にドイツ国防軍が制式採用したラインメタル・ボルジッヒ (Rheinmetall-Borsig) 社製の小隊用軽迫撃砲です。 本砲は第二次世界大戦の初期から中期にかけて、ドイツ軍歩兵部隊における最も一般的な近接支援火器として広く運用されました。
開発の経緯
開発に至った経緯は、第一次世界大戦の戦訓に基づき、歩兵小隊が自ら携行して敵の機関銃陣地などを制圧できる曲射火器が求められたことに遡ります。 ドイツ陸軍は再軍備を進める中で歩兵の火力を向上させるため、手榴弾の投擲距離を超え、かつ野砲の支援を待たずに即応できる兵器の選定を行いました。 その結果、ラインメタル・ボルジッヒ社の設計が採用され、量産が開始されました。
精巧な構造と高い命中精度
技術的な最大の特徴は、他国の同クラスの軽迫撃砲と比較して極めて複雑で精巧な構造を持っている点です。 重量約14kgの本体は砲身と底盤が一体化されており、精緻なギアとネジ式の調節機構を介して射角および方向の精密な調整が可能でした。 発射方式は中型や大型迫撃砲のような落発式ではなく、砲口から砲弾を装填した後にトリガーを引いて発射する機構を採用しています。 水準器を備えた照準器を用いることで、射程約50mから520mの範囲において極めて高い命中精度を誇りました。
実戦運用で露呈した欠点と現場の不満
実際の運用においては、前線の歩兵小隊内に迫撃砲班が編成され、通常3名の兵員によって運用されました。 大戦初期の電撃戦などで歩兵に随伴して活躍しましたが、実戦を重ねるにつれて、複雑な構造ゆえに泥や汚れに弱く前線での維持管理が難しいという欠点が露呈しました。 また、使用する5cm榴弾の威力が総重量約14kgという重さに見合っていないという現場からの不満も高まりました。
生産終了と主力支援火器の交代
このような威力不足と重量の問題から、1941年には生産終了が決定され、より大型で威力の高い8cm sGrW 34や、短砲身化されたKz 8cm GrW 42などの8cm口径の迫撃砲へと主力支援火器の座を譲ることになりました。 本砲には明確な派生モデルや改良型は作られず、生産の簡略化等の改修も行われないまま製造が打ち切られました。
生産終了後の運用と他国への供与
威力と重量のバランスに課題を残した本砲ですが、生産終了後も前線から完全に姿を消したわけではなく、兵器不足に悩む二線級部隊や空軍野戦師団などで1945年の終戦まで運用が続けられました。 また、ブルガリアやスロバキア等の同盟国へも供与されています。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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