- 商品番号:ARC0050
国名:日本
時代:第二次大戦
種類:ボルト・アクション
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【九九式短小銃 について】
開発と制式採用の概要
九九式短小銃は、三八式の後継銃として、大口径他様々な改良点を踏まえて開発・採用された大日本帝国陸軍の小銃です。 日本陸軍は昭和十四年(皇紀2599年)に世界各国の主力小銃短縮化に伴い、九九式長小銃を約140mm短くした短小銃を制式にしました。
大口径化と部品の規格化
最大の特徴は三八式からの大口径化ですが、三八式では現物合わせや調整が必要だった部品の規格化が行われ、弾薬の共通化なども考慮されました。 しかしながら、皮肉にも戦況による品質低下や仕様の簡略化、また新旧弾薬の混在などが起こりました。
仕様の変遷と各型の定義
当時の日本の状況を反映するように時期によって細かい部分の仕様が異なり、特に初期と末期のタイプでは品質や細部のパーツ仕様にかなりの差があります。
初期型は九九式小銃 (長小銃) の特徴をそのまま残し、対空用の高射表尺や一脚を標準装備した手の込んだ作りになっています。
中期型は一見初期型との違いが判り難いですが、各部を省略化したモデルとなっております。
末期型は当時の国状により各部の製造工程を簡略化された仕様で、初期型と比べると同じ九九式とは思えないような品質の違いがあります。 九九式の中では最多の生産数といわれており、正規工廠以外の民間企業で生産された九九式の多くが末期型です。 そのため、細部に多くの仕様があり、最もバリエーションに富んだモデルです。
弊社では、照尺 (リア・サイト) に高射表尺を取り付けられる仕様の品を初期型、照尺に高射表尺を取り付けられない仕様を中期型、照尺が固定式の仕様の品を末期型と定義しています。各型 (初期・中期・末期) の一般的な特徴
各型の一般的な特徴としては、
初期型
・照尺 (リア・サイト) に高射表尺を取り付けられる仕様
・御紋章/九九式刻印有り
・銃床に水抜き穴 (ドレイン・ホール) 有り
・上帯 (フロント・バンド) 三個ネジ型
・下帯 (センター・バンド) に一脚取付基部がある仕様
・さく杖止にキャッチがついている仕様
・ボルト・ハンドルが楕円形
・安全子に細かなチェッカリングが入っている仕様
中期型
・照尺に高射表尺を取り付けられない仕様
・御紋章/九九式刻印有り
・銃床に水抜き穴 (ドレイン・ホール) 無
・上帯 (フロント・バンド) 二個ネジ型
・下帯 (センター・バンド) に一脚取付基部が無い仕様
・さく杖止にキャッチが無い仕様
・ボルト・ハンドルが楕円形若しくは、円筒形
・安全子に細かなチェッカリングが入っている仕様若しくは、仕上げの粗い型
末期型
・照尺 (リア・サイト) が固定式
・照星 (フロント・サイト) にガードが無い仕様
・御紋章のみ若しくは省略、九九式刻印省略
・銃床が下帯部で分離式
・木被 (アッパー・ハンド・ガード) が下帯までの短縮型
・床尾板 (バット・プレート) が木製
・上帯 (フロント・バンド) が銃身に固定
・下帯 (センター・バンド) に一脚取付基部が無い仕様
・さく杖が取付できない仕様
・ボルト・ハンドルが円筒形
・安全子が仕上げの粗い型
・床尾負革止 (リア・スイベル) のネジが二個ネジ型/一個ネジ型、もしくは金具が無く穴の空いた仕様
となっていますが、これらはあくまでも平均的な仕様で過渡期等の生産時期や工廠での違いにより変化が見られます。メーカーと生産数の順位
九九式の生産は小倉、名古屋の国内工廠を含め民間企業の東洋工業、東京重機、井澤重工、豊和重工業。そして国外の仁川、奉天工廠の計8箇所の工廠または工場で製造されました。
生産数順では、
・名古屋工廠
・小倉工廠
・東洋工業
・東京重機
・井澤重工
・仁川工廠
・豊和重工業
・奉天工廠
となり、上から3つの生産数は特に多くなっています。
民間企業では東洋工業がかなり早い段階から九九式の製造を行っており、初期に生産された九九式小銃(長小銃)は名古屋と東洋工業の二箇所のみでの製造です。 なお、九九式短小銃をベースとした狙撃銃モデルである九九式短狙撃銃は、小倉および名古屋工廠製のみ確認されています。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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