商品番号:ARC0041
国名:アメリカ合衆国
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃
アーカイブ品

ジョンソン M1941 軽機関銃 (アーカイブ品)

税抜 ¥0
商品番号
ARC0041
発売日
1993/03/10
在庫
本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です
英名
US M1941 Johnson Light Machinegun
国名
アメリカ合衆国
時代
第二次大戦
全長
1,066mm
口径
.30-06
装弾数
25発
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【ジョンソン M1941 軽機関銃 について】

開発の概要

ジョンソン M1941 軽機関銃は、アメリカのメルヴィン・ジョンソン (Melvin Johnson) によって設計された軽機関銃です。 同時期に開発されたジョンソン M1941 自動小銃をベースとしており、第二次世界大戦中においてアメリカ軍の一部精鋭部隊などで運用されました。 当時の主力であったBAR M1918に代わる分隊支援火器を目指して開発され、その独特な機構と軽量さから現場で高く評価されたものの、アメリカ軍の主力火器としての制式採用には至りませんでした。

配備の経緯と特殊部隊での試験的運用

開発の経緯は、1930年代後半のアメリカ軍における次期主力火器の選定に遡ります。 メルヴィン・ジョンソンは、すでに軍用として地位を確立しつつあったM1 ガーランド ライフルやBAR M1918に対抗するため、独自の反動利用式メカニズムを備えた小銃と軽機関銃の設計を行いました。 当初、アメリカ陸軍兵器局は既に既存の火器に多額の投資を行っていたこともあり本銃を採用しませんでしたが、1941年にオランダ領東インド政府から多数の発注を受けました。 しかし、日本軍の侵攻によってオランダ領東インドが陥落し、引き渡しが不可能となったため、行き場を失った在庫をアメリカ政府が買い取ることとなりました。 総生産数は約9,500挺にとどまりましたが、その後、海兵隊の空挺部隊や、アメリカ軍とカナダ軍の合同特殊部隊である第1特殊任務部隊 (FSSF) などに対して、試験的かつ限定的に配備されました。

作動メカニズムと独特な給弾機構

ジョンソン M1941 軽機関銃の作動方式は、機関銃としては珍しいショート・リコイルの反動利用式を採用しており、多段のロッキング・ラグを持つローテイティング・ボルト式の閉鎖機構を備えています。 最大の技術的特徴は射撃モードによってボルトの待機位置が変わる点で、フル・オートマチック射撃時には銃身の冷却を促すためにオープン・ボルト状態から発射され、セミ・オートマチック射撃時には命中精度を高めるためにクローズド・ボルト状態から発射されるという、非常に高度で複雑なメカニズムを実現していました。 使用弾薬は当時のアメリカ軍標準である.30-06弾を使用します。 給弾には左側面から水平に装填される20発入りの湾曲した箱型弾倉を採用しており、伏射時のシルエットを極めて低く保つことが可能でした。 さらに、弾倉を装着した状態でもレシーバー右側面の装填口からM1903小銃用の5発入りクリップを用いて弾薬を補充できるというユニークな構造を備えていました。 また、反動を直線的に肩へ逃がして銃口の跳ね上がりを抑える直銃床設計を取り入れており、それに伴ってリア・サイトとフロント・サイトが非常に高い位置に設けられているのも外観上の特徴です。

実戦での評価と制式採用に至らなかった背景

実戦において本銃は、弾倉を外した状態の重量が約13ポンド (約5,9kg) とBAR M1918よりもはるかに軽量であり、過熱した銃身を容易に交換できる点などから、空挺部隊や特殊部隊の兵士たちから高い評価を受けました。 特に海兵隊の空挺部隊においては、当時支給されていたレイジング M50 短機関銃が過酷な環境で作動不良を頻発させたため、火力と信頼性に勝る本銃が非常に重宝されました。 しかし、左側面に突き出した弾倉は携行時にかさばり、残弾が減るにつれて銃の左右の重量バランスが変化してしまうという欠点を抱えていました。 また、背の高いフロント・サイトがジャングル戦において木の枝などに引っかかりやすい点や、軽量化の代償として一部の部品の耐久性に不安が残る点も指摘されていました。 現場からの評価は高かったものの、前線の兵站の混乱を避けるための部品供給の統一化や、既にBAR M1918が大量生産されていたという軍の調達事情もあり、最終的にアメリカ軍全体での制式採用には至りませんでした。

改良型「M1944」の開発とイスラエル「ドロール軽機関銃」への系譜

大戦末期の1944年には、M1941の欠点を改良した派生モデルとしてM1944軽機関銃が開発されました。 M1944では木製のバット・ストックが2本の鋼管を組み合わせたパイプ状のストックに変更され、二脚の代わりにフォア・グリップとしても機能する伸縮式の単脚 (モノポッド) が装備されるなど、さらなる軽量化と汎用性の向上が図られましたが、こちらもアメリカ軍での制式採用には至りませんでした。 しかし戦後の1950年代に入ると、新たに建国されたイスラエルが本銃の生産設備や設計図を買い取り、ジョンソン M1941のメカニズムを基にしたドロール軽機関銃を自国で生産して運用しました。

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※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
詳細画像
  • 第二次大戦期 アメリカ軍 ジョンソン M1941 軽機関銃の全体・側面ビュー その1
  • 第二次大戦期 アメリカ軍 ジョンソン M1941 軽機関銃の全体・上下面ビュー その2
  • 第二次大戦期 アメリカ軍 ジョンソン M1941 軽機関銃のパテント刻印およびモデル名刻印の詳細