商品番号:ARC0038
国名:ロシア
時代:第二次大戦
種類:対戦車ライフル/グレネード&ロケット・ランチャー/無反動砲/迫撃砲
アーカイブ品

PTRS 1941 対戦車ライフル (アーカイブ品)

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商品番号
ARC0038
発売日
1993/03/07
在庫
本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です
英名
PTRS 1941 Anti-Tank Rifle
国名
ロシア
時代
第二次大戦
全長
2,134mm
口径
14,5mm×114
装弾数
5発
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【PTRS 1941 対戦車ライフル について】

開発の概要

PTRS 1941は、セルゲイ・ガヴリロヴィチ・シモノフ (Sergei Gavrilovich Simonov) が設計し、独ソ戦開始後の1941年にソビエト連邦で量産・実戦配備された半自動式対戦車ライフルです。 口径は14,5mm×114で、5発のエンブロック・クリップを用いる内蔵式弾倉を備えます。 本銃は同時期のPTRD 1941と並ぶ代表的な対戦車ライフルとして東部戦線で運用されました。

14,5mm新弾薬の採用と短期間での開発

両大戦間期のソビエト連邦では、対戦車用徹甲弾の研究が進み、従来の12,7mm×108弾では貫徹力が不足すると判断されたため、14,5mm×114の新弾薬が採用されました。 1941年の対戦車火砲の大量損失を受け、歩兵が携行できる暫定的対装甲火力の整備が急務となり、ヴァシーリー・デグチャレフ (Vasily Degtyaryov) とシモノフに対戦車銃の開発が命じられました。 シモノフは国家の危機的状況に応え、わずか数週間という極めて短期間で本銃の設計を完成させました。

作動機構と高い貫徹力

作動方式はショート・ストローク・ガス・ピストンによる半自動式で、ガス・システムは銃身上に配置され、ティルティング・ボルト方式の閉鎖機構を備えています。 弾倉はレバー操作で前下方にスイングして開き、5連発のエンブロック・クリップを下方から挿入して閉鎖する構造となっています。 最終弾の発射後にはボルトが後退状態で保持され、再装填を容易に行う事が可能です。 14,5mm×114の徹甲弾は初速約1,000m/sで発射され、100mで最大40mmの均質装甲板を貫通し得る性能が示されました。 反動低減のため大型のマズル・ブレーキと肩当て部のパッドを備える他、二脚とキャリング・ハンドルも備えています。

実戦での運用

実戦では、軽装甲目標や至近距離での戦車の側背面に対して有効性が確認され、歩兵部隊では複数挺を班単位で集中運用する戦術が採用されました。 ドイツ軍に鹵獲された個体は14,5mm PzB 784(r) として再使用されました。 また、対戦車用途だけでなく、非装甲車両、火点、遮蔽物背後への射撃といった対物・制圧任務にも用いられました。 戦後も一部は朝鮮戦争などで使用が確認されています。

「SKSカービン」へと受け継がれた機構の系譜

本銃の派生・発展としては、シモノフが本銃の機構を縮小した設計思想に基づき、新設計の7,62mm×39弾に合わせたSKSカービンを1944年頃から開発し、戦後に完成させました。 これにより、PTRS 1941で確立されたガス圧作動・ティルティング・ボルト式閉鎖機構の系譜は、歩兵小銃の分野にも受け継がれました。

兵器としての歴史的意義と後世への影響

総じて、PTRS 1941は、戦時要求から生まれた半自動対戦車ライフルとして、14,5mm×114弾の大きな貫徹力と歩兵携行性を両立させた装備でした。 装甲の重厚化に伴い対戦車兵器の主力としての地位は移りましたが、対物火力としての有用性と、その機構が後年の小銃開発に与えた影響は小さくありません。

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※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
詳細画像
  • 第二次大戦期 ソビエト軍 PTRS 1941 対戦車ライフルの全体・側面ビュー その1
  • 第二次大戦期 ソビエト軍 PTRS 1941 対戦車ライフルの全体・側面ビュー その2
  • 第二次大戦期 ソビエト軍 PTRS 1941 対戦車ライフルの機関部および弾倉底板のシリアルNo.刻印の詳細