- 商品番号:ARC0027
国名:ハンガリー
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃
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【31M 軽機関銃 について】
開発の背景
31M 軽機関銃は、戦間期にドイツ ラインメタル社のルイス・シュタンゲ技師が設計した空冷式のMG30 軽機関銃をハンガリー軍が採用したモデルです。
ヴェルサイユ条約下での生産体制と構造上の特徴
当時ドイツはヴェルサイユ条約により機関銃の製造を禁止されていた為、MG30 軽機関銃の開発と試作はスイスのゾロターン社で行われ、量産拠点はオーストリアのステアー社に置かれました。 MG30の作動方式はショート・リコイルの反動利用式で、上下二段式のトリガーによりセミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが可能でした。 給弾方式は、ヴェルサイユ条約下において重機関銃と見なされることを回避し、あくまで歩兵用軽機関銃としての体裁をとる目的で、本体左側面にマガジンを水平に装着する構造が採用されました。 直銃床の為、前後サイトは左にオフセットされた高い位置に固定されています。 ドイツではMG30を基にMG15やMG17等の航空機関銃が開発されました。 1930年にオーストリア軍がMG30と同型のM30S 機関銃を制式採用し、翌年の1931年にハンガリー軍も31M 軽機関銃を採用しました。 31Mの制式名は、モデルを示すMがモデル・ナンバーの後に来るハンガリー軍独自の方式となっています。
オーストリア軍用「M30S」との仕様の違い
オーストリア軍のM30Sとハンガリー軍の31Mは基本的には同型ですが、細部の仕様が異なっており、31Mではバレル・ジャケット基部付近にやや前方に傾斜した形状のグリップが追加されているのが特徴です。 また、M30Sのトリガーが全金属製であるのに対し、31Mではトリガー前面の指との接触面に樹脂製の部品が使用されたタイプも存在します。 上下でセミ/フル・オートマチック射撃の選択が可能なトリガーのセレクター表示についてもM30SではE (単発) 及びR (連射) の表記となっているのに対し、31MではE (単発) 及びS (連射)の表記となっています。 また、レシーバーとバット・ストックの間にある安全装置の刻印についても、M30SではF (射撃) とS (安全) の表記ですが、31MではT (射撃) 及びZ (安全) の表記となっています。 更に二脚の構造や固定方法も異なり、M30Sでは脚を2本まとめて金属バンドで固定するのに対し、31Mでは二脚の取付基部に固定用のツメがあり、脚を一本ずつ別々に固定します。 また、二脚の長さもM30Sに比べて31Mではやや短くなっています。
生産数
ハンガリー軍仕様の31Mは僅か2,000~3,000挺程しか製造されなかったと言われており、現存数が少なくなっています。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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