- 商品番号:ARC0022
国名:ドイツ
時代:第二次大戦
種類:機関砲/車載機関銃/航空機関銃
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【MG81 航空機関銃について】
開発の背景
MG81 機関銃は、ドイツ空軍が第二次世界大戦全般で使用した7,92mm口径のベルト給弾式航空機関銃で、固定式・旋回式のどちらでも運用可能な給弾機構を備えていました。
本機関銃は、ラインメタル社が航空機関銃の供給を独占していた時期に、モーゼル社によって1938年から1939年頃にかけて開発され、1940年から1945年まで生産が続けられました。 開発の背景には、サドル・ドラム・マガジン式で装弾数に制限のあった旧型のラインメタル MG15 機関銃から、MG81への転換を進める空軍の意図がありました。 そのためMG15の後継として、当初から製造コストや製作時間の削減、そして航空機での使用への最適化に焦点が置かれた設計となっています。内部構造の特徴と軽量化の試み
内部構造は、陸軍の主力機関銃であるMG34をベースとしたショート・リコイル反動利用式 (ローテイティング・ボルト式) を採用しています。 プレス加工を多用することで、MG34譲りの堅牢な機構を持ちながらも大幅な軽量化が図られました。 また、従来のようなコッキング・ハンドルは存在せず、レシーバー後部に取り付けられた楕円形のリングがワイヤーでボルトと連動しており、このリングを引いてコッキング操作を行うのも大きな特徴です。これはFlak 30/38 対空機関砲などにも見られる構造です。
複数工場への委託による量産体制
こうしてドイツ空軍での採用が決定したMG81ですが、当時モーゼル社 (工場コード: "byf") はMG34の量産などで手一杯でした。 そのため、ハインリヒ・クリーグホフ社 (工場コード: "fzs") など、複数の工場に生産が委託されることになりました。
各種軍用機への搭載と二連装モデル「MG81Z」
実戦においてMG81は、ハインケル He111 爆撃機の機首を始め、ユンカース Ju87 急降下爆撃機やメッサーシュミット Bf110 双発戦闘機など、ドイツ空軍の複数の機体に装備されました。 1942年には、派生型としてMG81を二連装とした「MG81Z (Zwilling=ツヴィリンク、二連装)」が導入されます。 MG81Zの発射速度は、通常のMG81(毎分1,400~1,600発)に対して、合わせて毎分2,800~3,200発という非常に高いものでした。 これほどの連射能力を持ちながらも、従来の標準的な航空機関銃と比較して省スペースで運用できるという利点がありました。
地上転用型について
本来は航空機用として運用されたMG81ですが、機体が緊急着陸した際などには、機内に保管されている固定ストックや二脚のアタッチメントを取り付け、地上転用型としても運用されました。 同様に、極少数のMG81 (およびMG81Z) は対空機銃としても地上で使用されています。
このように、小火器不足に悩む空軍地上部隊で一部転用されていた経緯があり、本品はその希少なコンバージョン・モデルの一つです。 MG15の地上転用型は現存品が比較的残っていますが、MG81の地上転用型は皆無と言っていいほど現存数が少なく、極めて希少な存在となっています。 なお、地上型となっても射撃モードはフル・オートマチックのみでした。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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