- 商品番号:8471
国名:アメリカ合衆国
時代:冷戦期
種類:散弾銃
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【ウィンチェスター ディフェンダー 12GA ショットガンについて】
アメリカのウィンチェスター・リピーティング・アームズ社によって開発されたポンプ・アクション式ショットガンです。 警察などの法執行機関や民間警備、そしてホーム・ディフェンス向けに特化したモデルとして広く知られています。
1960年代、同社は製造コストが高騰していた傑作モデルM1912の後継として、生産効率を高めたM1200を1964年に発表しました。 従来のティルト・ボルト式から脱却して新たにローテイティング・ボルト式の閉鎖機構を採用し、軽量なアルミニウム合金製レシーバーを取り入れるなど近代的な設計への転換が図られ、のちに細部を改良したM1300へと発展しました。 これらの一連のシリーズの中で、軍や警察からの近接戦闘や暴動鎮圧用 (ライオット・ガン) としての需要や、民間市場での自衛用需要に応えるために開発されたのがディフェンダー・モデルです。 ディフェンダー・モデル独自の仕様として、チョークの絞りがないシリンダー・ボアの18インチ短銃身と、装弾数を増加させた延長型のチューブ・マガジンを標準装備しています。
作動方式は手動のポンプ・アクション式を採用しています。 ローテイティング・ボルト式閉鎖機構は、ボルトの先端に設けられた複数のロッキング・ラグが回転して銃身の延長部 (バレル・エクステンション) に強固に噛み合う仕組みとなっており、高い安全性とスムーズな作動を実現しています。 また、この機構により、発射後の反動を利用してフォア・エンドが自然に後退しようとする力が働き、非常に高速な連射が可能となっています。 実戦および運用において、本銃はその軽量さと素早い連射性能から、アメリカ国内の警察や法執行機関におけるパトロールカー搭載用として広く採用されました。 また、取り回しの良さと装弾数の多さを活かし、民間の自衛用ショットガンとしても絶大な人気を誇りました。 なお、ベースとなったM1200はベトナム戦争時にアメリカ軍に採用され、着剣装置や放熱カバーを取り付けたトレンチ・ガン仕様がジャングルでの近接戦闘に投入された実績もあります。
ディフェンダー・モデルの中にも用途に応じた複数の派生型が存在します。 全長の制約が厳しい狭所環境での運用を想定し、通常の固定式ストックの代わりにピストル・グリップのみを装着したコンバット・モデルや、過酷な洋上および沿岸環境での使用を想定して金属部品に無電解ニッケル・メッキ加工を施したマリーン・ディフェンダーなどが開発されました。
ウィンチェスター ディフェンダー ショットガンは、ローテイティング・ボルト機構による速射性と信頼性、そして軽量なアルミ合金製レシーバーという先進的な設計を見事に融合させたポンプ・アクション式ショットガンです。 法執行機関から民間まで幅広い層に支持され、現代のタクティカル・ショットガンの先駆けの一つとして現在でも高く評価されています。【本個体の説明】
銃身左側面には「WINCHESTER DEFENDER 12GA. 2 3/4":3"」のモデル名刻印及び口径表示刻印の他、ウィンチェスター社のアドレス刻印が打刻されており、機関部左側面にはシリアルNo.L2255330が打刻されています。 金属部は小傷や細かな表面錆痕が見られますが、全体的に表面仕上げが残った状態が保たれています。 銃身左面に表面仕上げが落ちて地の金属が表れている箇所が見られますが、朽ち込みなどの大きな腐食は見られません。 木部に関しては若干の小傷や線傷、擦れが見られるものの、大きな破損や割れは見られず良好な状態が保たれています。 フォアエンドにはクラックのように見える線傷が入っていますが、ごく浅い表面上の傷でひび割れではありません。 フォア・エンドとストックの色味はマッチしています。 傷みやすいバット・プレート部には若干の打ち傷や擦れが見られますが、大きな破損もなく取り付けにがたつきはありません。 ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (TK)
※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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