商品番号:7164
国名:スウェーデン
時代:第一次大戦前
種類:無可動古式銃

売約済

スウェーデン カマーラダー M1851 歩兵銃 (無可動古式銃、#112)

¥1,650,000
商品番号
7164
発売日
2026/10/05
在庫
0
英名
Swedish M1851 Kammerlader Naval Rifle
国名
スウェーデン
時代
第一次大戦前
全長
1,240mm
口径
14.85 mm
装弾数
単発
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【スウェーデン カマーラダー M1851 歩兵銃について】
カマーラダー(Kammerlader)小銃は、1842年にノルウェー軍およびスウェーデン軍に制式採用された、世界最初期の軍用後装式(ブリーチ・ローディング)黒色火薬ライフルです。「カマーラダー」とはノルウェー語で「薬室装填(Chamber loader)」を意味します。ワザワザ銃名に「薬室装填=後装式」と呼ばれるこの小銃は「1842年当時では画期的な後装式」だったからです。 まず1842年にノルウェー軍で採用され、各種バリエーションを経てローリング・ブロックが採用される1867年頃まで主力小銃として使用されました。 1840年初頭のヨーロッパ列強ははまだまだ前装式の時代で、やっと1860年代なって慌てて前装式を後装式に改造を始めました。 カマーラダー小銃は前装式からの改造ではなく、全く新しいシステムのライフルで当時そのような新型小銃を実用化/制式化したのはプロイセンのドライゼ小銃だけでした。 当時ノルウェー軍は「軍事予算なんか省みず新型小銃の採用に踏み切りった」と言われました。 すごいですねぇ~! 技術的にはすでにいくつかの後装式小銃は開発されていましたが、当時の多くの列強では膨大な数の前装式を抱えていたので「安価に前装式を後装式に改造する倹約的な(常識的な)方法」を選んだのは当然の成り行きでした。
それまで主流だった銃口から火薬と弾を押し込む前装式とは異なり、手元のレバー操作で独立した薬室を露出させて素早く装填できる画期的なシステムでした。 カマーラダー小銃の特質すべき点は当時の撃発装置の主流(後装式であっても)は昔ながらのサイド・ロックでしたがボックス・ロックと呼ばれる撃発機構がレシーバーの内部に収まっているシステムを使用している点です。 ボックス・ロックはすでに民間の小型拳銃では多用されているシステムで、部品が少なく単純でトラブルの少ない長所がありました。 しかし銃身軸上にハンマーが来ることで照準を合わせる事が難しい欠点がありました。 カマーラダー小銃はその問題点をアンダー・ハンマーであっさりと解決しました。 また後装式でもパーカション式だったのでキャップを被せたニップルからの撃発時に起こる火花が射手に及ぶこともなく安全面でも優位でした。 軍用銃でアンダー・ハンマーの小銃を採用したのはノルウェーと同じカマーラダー小銃(ハンマーの形は異なりますが)を1851年に海軍用に採用したスウェーデンだけです。 後装式のシステムは米国のホール・ノース小銃と同じチャンバー・シリンダーが上方に跳ね上がる構造でした。 ホール・ノース小銃は当時としては画期的な構造でしたがガス漏れを解消できませんでしたが、カマーラダー小銃はガス漏れを抑える点では遥かに優れていました。
1842年の採用以降、陸軍用・海軍用、また口径の変更などを含め80種類以上のバリエーションが作られ、4万丁以上が製造されました。1860年代後半に金属薬莢が普及し始めると、多くのカマーラダー小銃は「ルンド式」や「ランドマーク式」と呼ばれる方法でリム・ファイア仕様へと改造され、1870年頃にレミントン・ローリングブロック銃などに交代するまで長く第一線で活躍しました。
プロイセン王国の「ドライゼ銃(ニードル・ファイア)」と並び、軍用小銃が前装式から後装式へと進化していく過渡期を支えた歴史的名銃の一つです。

ノルウェーで開発された「カマーラダー(薬室装填銃)」システムをベースに、スウェーデンのオーグスト・フォン・フェイリツェン(August von Feilitzen)中尉が独自の改良を施して設計しました。 しかし、スウェーデン海軍向けに作られたM1851は、レバー軸のロック機構などを簡素化して改良を試みたものの、機関部周辺の木製ストックが非常に薄く、ひび割れしやすいという構造的な弱点がありました。当時のスウェーデン軍制式小銃(前装式銃)に比べれば格段に近代的であったものの、最終的には「実用性に欠ける」と見なされてしまい、試験的な配備や限定的な運用に留まり、公式に広く実戦配備されることはなかったと記録されています。そのため、今日では銃器の歴史における過渡期の珍しいコレクターズ・アイテムとして知られています

ノルウェー製 カマーラダー 小銃 (M1842など)とスウェーデン製 M1851 小銃 (フェイリツェン式)には、主に操作レバーの連動機構とハンマーの形状に大きな違いがあります。特徴・機構 ノルウェー製 カマーラダー 小銃はレバー操作が2段階操作になっており、レバーを回して薬室をロック解除し、さらに手動で薬室を跳ね上げる機構になっています。 ハンマー形状も異なっており、一般的なスパー・ハンマーです。更に軍用銃として重要な耐久性についても機関部周辺の構造が堅牢で、長年主力小銃として使用されました。 反対にスウェーデン製 M1851 小銃の操作は1段階操作(連動式)でクランク・レバーを回すだけで、薬室のロックが解除され薬室の跳ね上げが同時に行われました。ハンマー形状は指を引っ掛けやすいリング付きの撃鉄になっていました。 耐久性については機関部を埋め込むために木製ストックの肉厚が薄くなり、割れやすいのが欠点でした。 スウェーデンのフェイリツェン中尉は「より素早く、簡単に装填できるように」とレバー機構を簡素・連動化しましたが、結果として銃床の最も負荷がかかる部分を削らざるを得なくなり、耐久性を落とすという皮肉な結果を生んでしまいました。 スウェーデン仕様のカマーラダー小銃は生産数が非常に少なく、合計で約1,500挺程度しか製造されなかったと推定されています。そのため、現代の古式銃市場では、ノルウェーの本家モデル以上に極めて珍しい品として扱われています。 スウェーデン陸軍は、このカマーラダーのシステムをテストしたものの、当時は前装式のライフル(後のWrede m/1860など)にこだわったため、主力小銃としては正式採用しませんでした。(MM)

【本個体の説明】
シリアル No.が「112」でオール・マッチと思われる。

※【本個体の説明】は現在作成中です。 後日、加筆/訂正が行われる可能性がございます。本品の程度/状態について詳しくは東京店までお問合せください。


※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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