- 商品番号:3800
国名:アメリカ合衆国
種類:連発式拳銃
- 【サベージ M1861 ネービー リボルバー について】
サベージ M1861 ネービー リボルバーは「キャップ・アンド・ボール・リボルバー (Cap and Ball Revolver)」と呼ばれる、.36口径 6連発の大型管打式リボルバーです。 本銃は1860年から1862年の間に僅か約20,000挺がSavage Revolving Firearms Companyで製造されました。 本銃を製造したサベージ リボルビング ファイア・アームズ社 (Savage Revolving Fire Arms Co.) は、ノース & サベージ社の後身としてコネチカット州ミドルタウンに1860年から1866年まで存在した銃器メーカーで、現在のサベージ・アームズ社とは全く関係はありません。
サベージ M1861 ネービー リボルバーは、サベージ & ノース社が製造していたサベージ & ノース フィギュア 8 ネービー リボルバー 4th Modelの発展型で、基本的にはフィギュア 8と同様にヘンリー・S・ノース (Henry S. North) のパテントに基づくコッキング・メカニズムにより作動します。 これはトリガー下部に設けられたコッキング・レバー (オペレーティング・レバー) を用いてハンマーのコッキング及びシリンダーの回転操作を行うものです。 サベージ M1861 ネービー リボルバーでは、フィギュア 8 リボルバーが備えていた文字通り「8の字形」のコッキング・レバーがリング状のコッキング・レバーに変更された他、フレーム下部からフロント・ストラップ下部にかけて、トリガーとコッキング・レバーを保護する大型のガードを備えているのが外見上の違いとなっています。 この大型のガードは、弾を撃ち尽くした接近戦では棍棒の代わりになるほど丈夫だったと言われています。 また、フィギュア 8 リボルバー 4th Modelではリコイル・シールド後部が丸みを帯びたドーム形状となっていましたが、サベージ M1861 ネービー リボルバーでは板状のリコイルシールドに変更されました。 サイトは、フロント・サイトがポスト・タイプ、リア・サイトがVノッチ・タイプになっています。
本銃は当初合衆国政府 (北軍) から5,500挺の発注が行われましたが、後に約12,000挺に増やされました。 生産された約2万挺の内、半数以上が政府に納入された事から、ガバメント・コントラクト (政府契約) の拳銃と呼ばれています。 軍納入分以外については一般市場でも販売されましたが、その多くを南軍が購入し、南北戦争中は南北両軍で使用されました。 本銃を制式に採用したのは、北軍では1st Wisconsin U.S. Volunteer Cavalry (ウィスコンシン第1義勇騎兵隊) 、2nd Wisconsin U.S. Volunteer Cavalry (ウィスコンシン第2義勇騎兵隊) 、5th Kansas Volunteer Cavalry (カンザス第5義勇騎兵隊) 、7th New York Cavalry (ニューヨーク第7騎兵隊) でした。 一方、南軍では34th Battalion of Virginia Cavalry (バージニア第34義勇騎兵大隊) 、 35th Battalion of Virginia Cavalry (バージニア第34義勇騎兵大隊) 、11th Texas Cavalry (テキサス第11騎兵連隊) 、7th Virginia Cavalry (バージニア第7騎兵隊) 、7th Missouri Cavalry (ミズーリ第7騎兵隊) により使用されました。 本銃は口径が.36口径である事から、ネービー・モデルと呼ばれていますが、海軍では極少数 (約800挺) の調達に留まりました。 (KK Updated)
【本個体の説明】
本品は全体的に経年の退色と変色、またそれによるムラがやや見られますが年代的に程よく、全体的に古式銃らしい違和感のない時代感になっています。
オリジナルの木製 (ウォールナット製) グリップは程度も良く明るめの色合いです。
フレームの上に非常に細かい文字で「SAVAGE R.F.A. CO. MIDDLETOWN . CT (一行目)」、「H.S.NORTH PATENTED JUNE 17, 1856 (二行目)」、「JANUARY 18, 1859, MAY 15, 1860 (三行目)」とはっきりと入っています。 他にはシリアル以外の刻印は見当たりません。
サベージ リボルバー独特のアクションは内部メカニズムが不調のため調整中です。 本来はトリガーの下のリング状のレバーを中指で引くとシリンダーが回りつつハンマーが起き、人指し指でトリガーを引くとハンマーが落ちるという特殊なダブル・アクション機構なのですが、リング状レバーを戻すスプリングとハンマーにテンションをかけるメインスプリングの二点が欠損しており、メインスプリングの代りにロッド状のバネ材が挟みこまれている状態にあり、レバーが定位置に戻らず、ハンマーのテンションも頼りない為に、動作が非常に不安定となっております。また、スプリングの不調を補う為と思われる、バックストラップへのリベット追加や、グリップ下部への穴空け等の追加加工が見受けられます。
日本に入っているサベージ リボルバーの数自体が少ないので、南北戦争当時の軍用拳銃を集めている方には特にお勧めです。 銃身内はライフリングがはっきりと深く刻まれており最後まで (全て) 抜けています。
【その他の情報】
昭和49年5月29日に京都府教育委員会によって交付された銃砲刀剣類登録証が付いた可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。
150年ほど前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、ご来店頂いて品をご確認して頂く事をお勧めします。通信販売でご購入を検討されているお客様はご購入される際に、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
- 詳細画像



