- 商品番号:10360
国名:ロシア
時代:第二次大戦
種類:ボルト・アクション
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【モシンナガン M1891/30 歩兵銃 について】
ロシアのセルゲイ・イワノビッチ・モシンとベルギーのナガン兄弟が設計したボルト・アクション・ライフルです。 1891年にロシア帝国の制式小銃M1891として採用されて以来、様々な改良を受けながら第二次世界大戦まで使用され続けた大変息の長い小銃でした。 このためバリエーションが多く、また、ライセンス生産や鹵獲によりロシア以外の国々でも多く使用された銃でもあります。
M1891/30はM1891の改良型で、第二次世界大戦時のソビエト連邦軍主力小銃です。 M1891/30ではM1891で問題とされた点が改良されましたが、機関部の構造や使用弾薬など基本的にはM1891と同じです。 第一次世界大戦の経験から、各国では歩兵用小銃の短縮化が図られており、M1891/30はM1891 歩兵銃に比べ銃身が約7cm短縮され、取り回しの良い騎兵向け従来モデルのドラグーン・ライフルと同じ長さに統一されました。 また、兵士の間では不評であったアルシン表記のリア・サイトをメートルに変更すると共に、リア・サイトとフロント・サイトが強化され、フロント・サイトに筒状のカバーが追加されました。 さらに生産工程の簡略化も図られ、機関部前方にある銃身受部が、八角形から円筒形へ変更されました。 モシンナガン M1891/30 小銃には、新規製造された個体の他、既存のM1891からM1891/30相当に改修された個体の2種類が存在します。 初期に新規製造された個体や、既存のM1891から改修された個体は銃身受部が八角形のままですが、1935年から1936年頃を境に生産効率を高めた円筒形へと移行しました。 M1891/30にはM1891からの改修型や新造型などがあり、刻印は各種のバリエーションが存在します。
モシンナガン小銃には、製造時に精選された銃身を使用してスコープを搭載した狙撃銃モデルも製造されました。 狙撃銃型のモシンナガンには、PE、PEM、PUスコープなど、搭載されるスコープの異なるモデルが存在します。 また、狙撃銃モデルではボルト・ハンドルを起こした際にスコープに干渉しないよう、逆L字型に曲げられているのも特徴です。 第二次世界大戦中、ソ連軍は狙撃兵に力を入れ、女性スナイパーなど多くの英雄が生まれました。 当時のプロパガンダではこの狙撃銃型の写真がよく使用されたため、一般にはM1891/30は狙撃銃として認識されることが多かった程です。【本個体の説明】
本品は円筒形レシーバーのM1891/30 歩兵銃で、薬室上面に1939の製造年とツーラ造兵廠製を示す刻印が入っています。 各部のシリアルNo.については、薬室上面、バット・プレートが1200でマッチしており、その他の箇所はボルトが1216、弾倉底板が9820となっています。 また、フロントおよびリア・バンド、リアサイト・リーフ、リア・サイト板バネなどにツーラ製を示す星の刻印が入ってます。
本品の銃身や機関部といった金属部は、やや打ち傷や擦れは見られるものの、目立った欠損等は見られず、表面仕上げも比較的良好に残っています。 白磨きのボルトについても、やや打ち傷や時代錆、表面錆痕は見られますが、こちらも現状目立った欠損は見られません。 木部はアッパー・ハンドガードが単材製、ストックはラミネート製となっています。 ストックに比べてアッパー・ハンドガードの色味が明るい印象ですが、割れやヒビといった破損は見られず、ストックへの取り付けにガタつきは見られません。 銃床はやや打ち傷や線傷の他、一部表面仕上げの剥落が散見されますが、大きな破損等は見られず、比較的良好な状態が保たれています。 バット・ストック右側面にはかなり薄くなっていますが、軍で再整備を受けた際に打刻された「四角に斜線」の刻印が入っています。 傷み易いバット・プレート部については、やや打ち傷や擦れの他、角の部分など一部仕上げが落ちて金属の地肌が表れている箇所が見られますが、目立った変形等は見られず、銃床への取り付けについてもガタつきもなくしっかりとしています。 リア・サイトの調整や弾倉底板の開閉については問題なく行う事が可能です。 尚、弾倉内のスプリング及びフォロアーは残っています。 クリーニング・ロッドが付属します。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(TK)
※本ページに掲載の商品は、日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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