例にもよって小ネタなのですが、ラックに掛かっているM39を眺めていたらちょっと気なったところが……
同じM39なのにストックの形が違う……片やストレート、片やスキャント・グリップ付きです。
よくあるセンでいえば生産時期の違いでしょうが、現実目の前の2丁のM39は異なるストックが備わっていますので、ちょっと調べてみました。
刻印を見るとどちらもサコー製ですが、ストレートな方は1941年、スキャントな方は1942年となっています。
M39はほぼほぼ冬戦争への配備が間に合わなかったので、1940年辺りから本格的に生産されたと考えると、ストレートな方が先に作られており、1年程でスキャント・グリップに移行したのでしょうね。
実際M39はスキャント・グリップが標準仕様とされていますので、まぁそんなとこだろうなァ~~と言う印象を受けます。
(参考モデルとしてはちょっと違うのですが、以前在庫していたM28です)
M39はM28/30を改良したモデルなのですが、M28/30はストレート・グリップのストックです。
調べてみると、M39の生産が始まった当初はスキャント・グリップ付きのストックを生産する設備が整っておらず、前代のM28/30の生産設備をそのまま流用していたんですとか。
それこそ、冬戦争を戦って色々と「それどころではない」状況だったでしょうから、丁度いい着地点のように思います。