ガーランドの”鞘”

こんばんは、レナートです。 


M1ガーランドのM1938 スキャバードを紹介します。 シブい色してますね~。 


スキャバードと言えば「銃剣の鞘」が想起されますが、M1938 スキャバードはガーランドの銃本体を保持する革製のカバーです。 オートバイやジープ、騎兵のお馬さんにも使用されたとか。


構造的には巨大な革製オープンホルスターといった趣。 収納する際はガーランドを差し込むだけ!


重量のある長物を納めるためか、革生地もかなり分厚くなっています。 7mm厚の革ってスゴイですね。


昔ながらのホルスターと同じように、先端部分はプラグがあります。 水抜き用と思われる縦長の穴も空いています。 


刻印も残っており、「US J.Q.M.D. 1943 E.N.S.」と読めました。 1943年にインディアナ州「ジェファーソンビル需品廠」の技術部門が検査した個体のようです。 (本記事公開時点で83年前!)


外側には車輛などに固定するための革バンドと金具がついています。 


正規の固定方法が分かりませんが、ジープの場合はサイドミラーや窓の支持枠、シャベルの保持パーツなど...とにかく手近なところにバンドを通して固定する例が見られました。 (固定されてれば何でもいい!って感じでしょうか)。


ガーランドの収納は オペレーティング・ハンドルの通る位置に金属製の保護カバーが付いているので、そこに合わせて銃を差し込むだけです。 差し込んだ銃は革生地の固さで保持されているだけですが、(銃自体の重量もありますし) ジープがひっくり返ったりしない限り飛び出すことも無いでしょう。
取り出す際もこれまた絶妙な加減となっており、きつ過ぎることもありませんでした。 


ということで、ガーランド用のM1938 スキャバードでした。 80年以上前に作られた革製品と思えないほどしっかりしており、かなりオススメです!
銃と一緒にコレクションして木と鉄と革のアンサンブルを楽しんでみませんか~?
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