明治大正ロマンを感じる四四式騎兵銃

こんばんは、レナートです。 


四四式騎兵銃 初期型です。 ゴージャスな見た目ですし、全体的に程度が良いですね~。 


「騎兵銃」なので騎兵科はもちろんのこと、全長の短さから工兵などにも使用されています。 


特徴的な折り畳み銃剣とその基部、ゴツくてカッコいいです(銃剣は内部で溶接固定されており、起剣出来なくなっています)。
個人的に四四式の銃口周りに「明治~大正日本らしいテイスト」を感じるのですが、上手く言語化出来ません...。
銃剣基部は初期型の時点で随分立派な構造に見えますが、これでも強度不足だったようで後期型では取り付け金具(側面の板状の部分)がより延長・強化されています。 


折り畳み式銃剣で銃床下面にさく杖を格納する場所がなく、四四式では床尾板 (バットプレート) 部の物入れに二分割式さく仗を収納する構造になっているのも有名ですね。 日本製小銃でバットプレートにコンパートメントがある例...他に二十二年式とシャムモーゼルぐらい? 案外珍しい機能だったりします。
>>シャム モーゼル各型はこちら


初期型の四四式騎兵銃はその多くが小石川工廠で製造されています (シカゴ東京店の近所出身ですね)。 


薬室上の菊花紋章には、当時他国への輸出や教練銃として払い下げられた際に追加された「三ツ輪」の追加刻印が見られます。 払い下げ教練銃に見られる銃床の焼印 (配備されていた学校など) も見られませんので、一体どんな経歴を辿ったのか気になりますね...! ということで、希少な四四式騎兵銃でした。 
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