買取でポーランド PPS43/52がやってきました (結構久しぶりな気がします)。
戦後ポーランドでは1948年からロシアと同型の(折り畳みストックを備えた)PPS43をライセンス生産していますが、こちらのPPS43/52は木製ストックを備えたポーランド独自の発展型です。 PPS43/52はモデル名の通り1952年に登場し、後に.22LR対応の訓練用コンバージョンも登場したそうです。
ポーランドでは複数の工場でPPS43を生産していましたが、PPS43/52に関しては「楕円に6」刻印のH.ツェルギスキ・ポズナンのみが短い期間生産ました。
いつ見ても不思議な形状の固定ストック...最初に固定ストック→後年に折り畳みストック仕様が登場のパターンは多いものの、PPS43/52のように「折り畳みストック→固定ストック」の例は少なく興味深いですね。
銃床で殴打しやすいようにこうなった...と言う説もありますが、開発の主目的としては「生産コストが思いのほか高かったPPSh41の代替を目指した」そうです。
リア・スイベルはバット・ストック側に移動させ、フォールディング・ストック基部の関連パーツも無くなってスッキリ。
グリップ後方のテイクダウン・レバーは機能的には同一ですが、レシーバー形状の変更に伴ってかなりリファインされています。
固定ストックなので収納コンパートメントがあっても良さそうですが、フラットな一枚板です。
原設計のPPS43では銃本体に収納場所が無いため、やや嵩張るT字型の専用クリーニング・ロッドを「別途雑納へ」収納する運用でした。 同じクリーニング・ロッドを使うPPS43/52でも同様の運用を継承しているようですね。
ストックはPPS43/52はPPS43と比べて全長が5cmほど長くなっています。 PPS43はコンパクトな反面少し窮屈な構えになるので、ポーランドの大男たちにも喜ばれたかも知れませんね。
ちなみに、PPS43/52ではバット・ストックからトリガーまでの距離(Length of Pull)がPPSh41と同じ長さになっています。 このぐらいの長さがワルシャワ・スタンダード?なのか、実際構えてみると標準的な長さで使いやすそう。 あと、PPShよりも軽量でピストル・グリップというのも取り回しやすさに貢献してるんでしょうね。 見た目は変わっていますが、よくできたSMGだと思います! 以上、ポーランドPPS43/52でした。
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