先日お知らせしましたとおり、7月18日(土)より、「2026年夏の新入荷品」の販売を開始いたします。
夏本番を迎えようとしていますが、今回は少しでも涼しくなるように (?)、スイス軍用銃祭りです。
スイスの軍用小銃をロット単位で仕入れたのは、もう10年以上前になるでしょうか。 今回は久しぶりのまとまった入荷となります。
また、Heckler & Koch (HK) 製品も豊富に入荷しております。 特にMP5シリーズは充実のラインナップです。 MP5と聞くと、いまだに現役のイメージがありますが、よく考えると誕生から半世紀近くが経過している銃です。 各国で少しずつ後継機種への更新も進んでいるようですね。
そのほかにもさまざまな商品が入荷しておりますが、販売開始までの間、
「Swiss Rifle」
「Swiss SLR」
「MP5 UK Police」
「HK」
「Other」
の5つのカテゴリーに分けてご紹介していこうと思います。
気になる商品がございましたら、ご予約も承っておりますので、ぜひご検討ください。
そしてこちらも先日お知らせがありましたが、7/12(日)開催の「札幌S.G.G.M ~THE 4th~」で先行販売を行います!! シカゴとしては新入荷品の先行販売は初めての取り組みになります。
(>> 札幌S.G.G.Mでの新入荷品先行販売についてのブログはこちら)
せっかくですので、祭事らしい取り組みになればと思っています! とはいえ、イベントへ行けない方が不利にならないよう、複数入荷品のみを持って行く予定です! 予約品をイベントで販売したりしませんので、ご安心ください!
ホームページをリニューアルしてから初めての海外入荷となります。 今回から特設ページも用意しました。 今までは新入荷情報がブログだったりSNSだったりで、記事を見落とすこともあったかと思いますが、この特設ページには現在公開されている新入荷に関する情報がまとまっておりますので、是非ご活用ください!
特設ページは、弊社ホームページのホーム画面またはX (旧ツイッター) の固定記事からアクセスできます。
特設ページはこちら!!
なお、現在鋭意準備中ですが、特設ページで公開される紹介記事以上の詳細につきましてはお答えできません。 あらかじめご了承ください。
それでは、第一弾「Swiss Rifle編」のご紹介です!
本日紹介の品は北海道でご覧いただけます!!
スイスの小銃といえば「シュミット・ルビン」。 意外と種類が多く、「何がどう違うのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。 実は私自身も、以前はそこまではっきり理解していませんでした。
今回入荷するのは以下の5種類です。 時代順に簡単にご紹介していきましょう。
見分ける際の参考になればと思います!
上から
■ シュミット・ルビン IG89 歩兵銃
→ 初の国産オリジナル設計による制式小銃。 GP90弾を使用し、マガジン・カットオフ機能付きの12発大容量弾倉が特徴です。
■ シュミット・ルビン IG96/11 歩兵銃
→ IG89/96 歩兵銃 (IG89の改修型) を基に、新型のGP11弾に対応させるため改修したモデルです。
■ シュミット・ルビン IG11 歩兵銃
→ IG96/11 歩兵銃を新規製造したモデルです。
■ シュミット・ルビン K11 騎兵銃
→ IG11 歩兵銃をベースとした騎兵銃モデルです。
■ シュミット・ルビン K31 小銃
→ シュミット・ルビンの最終進化形。 それまでの構造を大幅に見直した新設計で、性能も大きく向上しています。
リング状のコッキング・ピース (セーフティ) が可愛らしいですね。 かなり簡略化した説明ですが、ざっくり分類すると「IG89」「IG11系 (IG96/11, IG11, K11)」「K31」の3系統に分けられます。 スイス軍の代表的な制式小銃は、ほぼ網羅しているラインナップと言えるでしょう。
一方、上記でも登場したIG89/96は今回のラインナップには含まれていません。 これは単純に流通量が極めて少ないためです。 おそらく大半の個体が後にIG96/11へ改修されてしまったのでしょう。
その一方でIG89は、新型のGP11弾を使用するには強度不足と判断されたため改修対象とならず、その結果として後世まで残ることになりました。 とはいえ、現存数は決して多くありません。
IG89の小ネタとして挙げたいのが、特徴的な弾倉に備えられたマガジン・カットオフ機能です。 興味深いことに、多くの個体にはこの機能をロックするための追加部品が取り付けられています。
これは当時の戦術の変化を反映したものです。 もともと歩兵戦術は横一列に並び、号令に合わせて一斉射撃を行う方法が基本でした。 そのため、弾倉内の弾を温存しながら必要な時だけ単発装填するためのマガジン・カットオフ機能が重視されていました。
しかし時代が進むにつれ、自由射撃を主体とした戦術へ移行していきます。 そうなるとマガジン・カットオフ機能は不要となり、むしろ誤って作動しないようロックする必要が生じたわけです。
同様の例としては、イギリス軍のSMLE No.1 Mk III* 小銃が挙げられます。こちらも同じ理由から、カットオフ機能そのものが省略されています。
IG96/11とIG11は別商品として販売予定ですが、実質的にはほぼ同じ銃です。
外観上で最も判別しやすいポイントは銃把 (ピストル・グリップ) 部分です。IG96/11は既存の銃床に木材を継ぎ足してピストル・グリップを形成しているため、継ぎ目が確認できますが、新造品であるIG11にはその継ぎ目がありません。
K11はIG11をベースとした騎兵銃モデルですので、付け加えて大きく特筆すべきポイントは少ないですが、後継のK31と全長が同じで、開発にも影響を与えています。
もちろんリア・サイトなどは専用で、歩兵銃2,000m、騎兵銃1,500mとなっています。
そしてK31です。
IGシリーズとK31は、一見すると似たような銃に見えますが、実際には内部構造が大きく改良されています。
外観上で最もわかりやすい違いは、ボルト構造の変更によって機関部が短縮されている点です。
その結果、全長はK11とほぼ同じでありながら、銃身長は延長されています。 これにより、携帯性を維持しつつ、歩兵銃を上回る射撃性能を実現したとされています。
また、従来のシュミット・ルビンでは弾倉がトリガー・ガードからやや離れた位置に配置されていましたが、K31ではトリガー・ガード付近へ移動されており、全体的に引き締まった印象を受けます。
そしてコッキング・ハンドルがStgw.57 自動小銃と同様のアルミ製に変更されています! 従来の樹脂製のコッキング・ハンドルは劣化の心配がありましたが、これで安心です!!
さて、駆け足でのご紹介となりましたが、シュミット・ルビンの見分け方の参考になりましたでしょうか?
今回はお値段もかなり頑張りました!
IG89: ¥165,000 (10%税込)
IG11系 (IG96/11, IG11, K11): ¥132,000 (10%税込)
K31: ¥154,000 (10%税込)
スイスの軍用小銃は、ミリタリー界隈では有名な存在ですが、実際にコレクションされている方はそれほど多くありません。
この機会に、精巧な工作技術と独特なメカニズムを持つスイス小銃をコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
それでは次回、「Swiss SLR編」でお会いしましょう!
>>新入荷特設ページはこちら
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