- 商品番号:ARC0014
国名:イタリア
時代:第二次大戦
種類:短機関銃
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【ベレッタ M1938A 短機関銃 について】
制式採用の概要と設計の特徴
ベレッタ M1938 短機関銃は1938年にイタリア軍制式となった短機関銃で、2本の引き金によってセミ/フル・オートマチック射撃の切り替えが出来るユニークなシステムの設計となっています。
M1938Aの各バリエーションの特徴
M1938AはM1938の改良型で、M1938では本体真上に設けられていたエジェクション・ポートが本体左方向に変更されました。 M1938Aには製造時期により大きく分けて4つのバリエーションが存在します。 初期生産型ではバレル・ジャケットの冷却孔が長円形となっており、着剣ラグもしくは本体に固定された折り畳み式銃剣が装備されていました。 その後登場したII型と呼ばれるバリエーションでは、バレル・ジャケットの冷却孔が小型の円形に変更され、銃床の銃把部分がより緩やかな形状となりました。 また、前後のトリガーの内、後方のフル・オートマチック用トリガーをブロックするカットオフ・レバーが追加されました。 続く1938年後半から1939年初頭頃に登場したIII型と呼ばれるバリエーションでは、着剣ラグが廃止されました。 また、バレル・ジャケット先端部のコンペンセイター部が2箇所の大型ポートから4本のスロットへの変更も行われました。 その後登場したIV型と呼ばれるモデルでは、バレル・ジャケットが継ぎ目の無い一体型から、冷却孔を開けた鉄板を筒状に成形した後、継ぎ目を溶接したタイプへと変更されました。 このIV型は少なくとも1944年頃まで製造されました。 また、1941年から1942年にかけてのいずれかの時点において、ファイアリング・ピンが固定式へと変更される等の改良も行われました。
省力化モデル「M1938/42」と「M1938/44」
M1938Aは軽量、堅牢、精度の3つの要求に応えて設計された品質の良い短機関銃でしたが、一方で削り出し加工でコストが高く、大量生産には向かない側面もありました。 この為、バレル・ジャケットを廃し、ハンドガードを短縮、プレス加工の導入等を行った改良型のベレッタ M1938/42 短機関銃が開発されました。 ベレッタ M1938/42 短機関銃では機関部には殆ど変化が無いにも関わらず、その外観は別物のような印象となっており、放熱用の長いフルートが銃身表面の軸方面に入っているのが最大の特徴となっています。 その後、ベレッタ M1938/42 短機関銃の更なる省略型であるベレッタ M1938/44 短機関銃が開発され、銃身のフルートの省略によりバレルは普通のラウンド・バレルに変更されました。
枢軸国での運用と戦後の改良型
これらのベレッタ M1938 短機関銃シリーズはイタリアの他にも、ルーマニアやイタリア降伏後に武装解除を行った駐留ドイツ軍など枢軸国で使用されました。 さらに戦後にはM1938/44をModello 1と改称して再生産が行われた他、Modello 2からModello 5までの更なる改良型も製造されました。 結果的に、1970年代にベレッタ M12 短機関銃が採用されるまで使用され続けた息の長い短機関銃でもあります。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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