- 商品番号:ARC0005
国名:イタリア
時代:第二次大戦
種類:ボルト・アクション
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【カルカノ M1938 短小銃 について】
原型となった「M1891 小銃」の制式採用とメカニズム
カルカノ M1891 小銃は、ベテェーリ小銃の後継として1891年3月に王令で制式決定され、1892年3月29日に軍で正式採用、同年5月から部隊配備が開始された、イタリア軍初の無煙火薬を使用する制式小銃で、トリノ陸軍工廠でサルヴァトーレ・カルカノ技師によって開発されました。 使用弾薬はベテェーリ小銃用の10,4mm弾に比べて大幅に小口径化された6,5mm×52 マンリッカー・カルカノ弾で、小口径化に伴い歩兵が携行可能な弾薬量が増大しました。 機関部の構造はドイツのGew.88 小銃の影響を強く受けたコックオン・オープニング方式で、弾倉はエンブロック・クリップを使用するマンリッカー方式を改良した物が用いられています。 クリップは上下対称のデザインとなっており、上下どちらの向きでも装填が可能です。 また、クリップから最終弾が引き抜かれると、空のクリップがマガジン・ハウジングの下部から排出される構造となっていました。 ボルト・スリーブにはファイアリング・ピン及びボルトをロックする安全装置が設けられています。 M1891 騎兵銃は第一次世界大戦時のイタリア軍の主力騎兵銃で、銃を背負った際に他の装具に引っ掛からない様に、ボルト・ハンドルがストック方向に折り曲げてあります。
大口径化と短小銃化による「M1938 短小銃」の登場
列強における主力小銃の大口径化及び歩兵銃と騎兵銃の共用化に後れをとったイタリアは、1938年にM1891 小銃の後継として口径をより強力な7,35mm×51に変更し、全長を短縮して携行しやすく改良したM1938 短小銃を開発しました。 M1938 短小銃は大口径化および全長の短縮の他に、照尺を300m固定式の物に変更することにより、生産の簡略化も図られていました。 また、1938年以降にはM1891の騎兵銃タイプについても、口径を7,35mmとし、リア・サイトを固定式に変更する等の改良を行ったM1891/38 騎兵銃と呼ばれるモデルも製造されました。
第二次世界大戦における弾薬供給問題と口径バリエーション
第二次世界大戦が勃発すると、イタリア軍では新型の7,35mm弾の供給が不足した為、再び主力小銃の口径を6,5mmに戻す事になり、M1938 短小銃についても6,5mmへの再統一に伴い、6,5mm口径仕様のタイプが製造されました。 また、アフリカ戦線向けに製造されたM1938 短小銃の一部には、ドイツの7,92mm×57弾仕様の物も存在しました。
※本ページ掲載品は弊社販売実績参考品 (非売品) です。
※本ページ掲載品は日本国内の基準に準じた加工が施された無可動実銃です。
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