- アイテム説明旧軍の三十年式銃剣 末期型です。 製造年代や工廠によって柄や鍔、刀身の形状にバリエーションがある三十年式銃剣ですが、本品は更なる省力化のため刀身の血抜きの樋(彫溝)が無く、柄の形状も単純な四角形となった末期型です。 金属資源の節約のために鞘は木製となっており、所謂モナカ構造の鞘を塗料で固めています。 刀身は14cm未満で切断されており、切断済みの剣先が付属します。 刀身の根元付近には一部かすれているものの、陸軍名古屋造兵廠下の豊田自動織機製を示す刻印が確認できます。 刀身は朽ち込みが散見され、機械加工による血抜きの樋(彫溝)が設けられています。 刀身は片方向から研がれており片刃となっています。 研ぎ直しによって刀身は白磨きっぽくなっていますが、根元付近にはオリジナルの黒染め仕上げも残っています。 木製の柄は若干の打ち傷が見られる以外に割れや欠けは見られません。 柄頭にはやや打刻が乱れていますが、シリアルNo.の「ろわ46414」と検査刻印が確認出来ます。 木製鞘はニスの剥落や張り合わせの線が見られますが、大きな割れや破損は見られません。 金属製の鯉口、剣吊、鐺に関しても経年に伴う若干の表面錆が見受けられる程度でしっかり取り付けられています。 鐺は小型なものが取り付けられています。
三十年式銃剣の末期型はバリエーションの中でも非常に興味深い一品で、末期型は現存数が少なく海外でも貴重な品となっています。 (TK)- 詳細画像








