- 商品番号:A12211
- アイテム説明【ドイツ "Em 1m R36" 測距儀】
測距儀 (レンジファインダー) は目標までの距離を測定する測量機器です。 ドイツ軍では使用兵器によって様々な測距儀を使用しました。 本品はドイツ軍で最も多く使用された全長が1mの"Entfernungsmesser 1m R36 (Em 1m R36) "です。 有効測量距離は500mから10,000mまでの対戦車砲、MG34/MG42などの機関銃用です。 測距儀本体の重量6.2kgで大型金属製の収納ケース (約120cmx約23cmx約16cm) に収納されています。
【本個体の説明】
ドイツ陸軍のオリジナルのジャーマングレイ塗装で、極一部の塗装剥離はありますが全体の95%以上の塗装は完全に残っています。 収納位置を示す赤線も健全です。 左側に1940年Saalfelder Apparatebau GmbH (SAG) 社製を表す「SAG、Nr.02219」の製造年/メーカー銘板、右側に「Em 1m R36,m.f.M. Vergr. 6x、」の器材銘板が付いています。 更に距離調整「Entfernungs-Berichtigung」、高さ調整「Hohen-Berichtibung」、光学系調整「Berichtigen nach Latte、Messen」などの各調整部分に部品名称/使用目的が記されたプレートが付いています。 当然すべての表記はドイツ語になっています。
レティクル照明装置カバーは多少時代感はありますがスライド式の開閉も可能です。 接眼レンズ周囲のゴム製フード (メーカー・コード[fwq]) も完全で、固定レバーを押すことによって金属製のフレームごと接眼レンズ・フードが倒れます。 筒の両側に付いた円形のクッション入り革製保護カバーも完全です。 右下にある、距離調整用ノブには機能に問題は無いものの割れが見られ、接眼部の右上の両眼の幅を調整するレバーが一部欠けています。 視界は比較的クリアに景色を視認でき、レティクルも鮮明ですが細かなチリのようなものが映り込んでいます。 正確に検証できていませんがおおよそ問題無く機能すると思われます。
測距儀本体と同じジャーマングレイ塗装の調整板 (Berichtigungslatte) も付属しています。 設置位置確認用の光学レンズと銘板「fwq 10187、Berichtigungslatte fur Em 1m R36」が付いています。 脚の開閉も問題ありません。 サイズは約110cm (脚収納時) x約11cmx約2.5cmです。 調整板も収納ケース内にキッチリと収まっています。 収納ケース蓋上面の「Em.1mR.36.」のステンシル文字はありません。 蓋の内側には収納状態を示す写真はありますが、収納品一覧 (紙) はありません。 調整板の他にHandgriff (グリップ棒) 、Lagergabel fur Gestell (支柱架) 、Schutzrohre fur Ausblicke (対物レンズ用フードx2) が収納ケース内に入っています。 Behalter fur Stromquelle (乾電池収納ケース) は付属していませんが別売りで在庫しています。 収納ケース内の緩衝材の役目のフェルトの一部が虫食いによる欠損があります。
ショルダー・ハーネスを使用して測距儀を兵士1名で操作が行えます (ハーネスは付属していません) 。 オリジナル塗装が残っている事や銘板の言語から第二次世界大戦後に第三国で使用されてはいないと思われます。
1m 測距儀 (レンジ・ファインダー) "Em 1m R36" については下記のリンク (WWII ドイツ軍小火器の小図鑑) で詳しく解説されています (外国語を含め最も詳しい解説と思います) 。
https://www.german-smallarms.com/em_1m_r36top.html- 詳細画像








