- アイテム説明【本個体の説明】
三式軍刀の拵に銃砲刀剣類登録証付の本身 (在銘: 光玉、昭和十九年十二月) が入った品です。
刀身は軍刀らしく身幅と反りがあり、迫力のある造りとなっています。 刀身は古研ぎですが、大きな刃こぼれや刃切れはなく、匂い(刃紋)もしっかりと残っています。 刃区(はまち)には一部欠けが見らえますが、はばきを装着した際に完全に隠れる位置となっています。
茎は 生 で、銘と年紀銘もしっかりと確認できます。 その他、右面 (佩表) の第一目釘付近に花押と見られる記号状の刻印、左面の第一目釘付近には名古屋陸軍造兵廠 熱田兵器製造所 関工場を示す「関」の検査刻印が見られます。 また、茎には当時の部隊内での管理番号を記入していたと思われる濃緑色のペンキが薄っすらと残っています。茎には黒錆が表れ始めています。
留め具は 駐爪 留めです。本品の鞘口金(鯉口)の駐爪留めを解除する釦が省略された仕様です。
その他、各部は以下のような仕様になっています。
鍔:鉄製丸鍔 (無刻印)
切羽: 鉄製 鍍金仕上げ 計2枚 (共に無刻印、防塵切羽省略の仕様)
駐爪:鉄製 鍍金仕上げ (無刻印)
はばき: 真鍮製
縁: 鉄製 桜花葉模様 (無刻印)
柄: 本白鮫巻
柄糸: 平巻 (頭掛巻留)
目貫: 鉄製黒染め 三連桜花
兜金: 鉄製黒染め
鞘: 鉄製明茶色
抜刀した状態の刀身の取り付けに僅かなガタつきが見られますが、概ねしっかりとした状態です。 鍔の取り付けにはややガタつきが見られます。駐爪は現状ロックが掛からない状態ですが、発条に折損は見られずテンション自体はしっかりと残っています。 はばきと入れ子鞘の抵抗も比較的少ないため不意に刀身が鞘から抜けてしまう可能性があり、取り扱いには注意が必要です。 柄には僅かに柄糸の解れが見られますが、大きな汚れや切れ、緩みはなくしっかりとした状態が保たれています。 兜金は取り付けにごく僅かなガタつきが見られますが、十分許容範囲といったところです。 本品は目釘穴が2個の仕様ですが、第二目釘穴は柄糸に完全に覆われており、目釘の取り外しは柄巻へダメージを及ぼしてしまう恐れがあります。 現状第二目釘穴に目釘は入っていないため、刀身は第一目釘のみ固定差し込んだ状態での販売となります。(第二目釘は付属しません)。 柄内部は僅かな木部の欠けが見られるものの、縁金具の取り付けに大きなガタつきはありません。 鞘外装はやや使用に伴う擦れや小傷が見られるものの、大きな凹みや錆は見られません。 鞘の縁金具や佩鐶櫓金具、石突の境目には黒っぽい煤のような付着物が固着していますが、大きな腐食や錆もなく明茶色の鞘塗装も全体的にしっかりと残った状態が保たれています。 外装金物は僅かな錆や擦れが見られるものの、大きな腐食等は見られません。
外装全長:約99.8cm、柄全長:約26.5cm。 (TK)
【その他の情報】
昭和59年8月22日に静岡県教育委員会により交付された銃砲刀剣類登録証が付いた実物の日本刀です。 模造刀剣ではありません。 種別は「刀」 、長さ66.8cm、反り1.8cm、目くぎ穴2個、銘文は「(表) 玉光 、(裏) 昭和十九年十二月」と記載されています。
オリジナルの軍装品には文章では表現の難しい傷がある場合がございます。 通信販売でご購入される際は、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。- 詳細画像
















