- アイテム説明旧軍の試製47mm被帽付徹甲弾と見られる弾頭です。 一式47mm戦車砲や47mm機動速射砲に使用される一式徹甲弾の丸みを帯びた(蚕形弾)弾頭と異なり、弾頭がより尖った仮帽付徹甲弾のような形状になっています。 昭和17年5月に陸軍省陸軍技術本部により作製された「陸技調四秘-第33号・第一回陸軍技術研究会・兵器分科講演記録・第一巻」p.42に本品と類似する弾頭(試製機動四十七粍砲弾薬 試製一式徹甲弾(仮帽弾))の図面が掲載されています。また、本品の製造年刻印から、昭和13~14年に開発された"試製九七式四十七粍砲"に使用された弾頭の可能性もありますが、弊社では当該砲及び砲弾の資料未見のため判断いたしかねます。
本品は全体的に表面錆や朽ち込みが見られますが、現状状態は落ち着いています。 弾体側面には「昭十四 10」と大阪砲兵工廠を示す交差した大砲の刻印、「AB5」「タ」の検印が見られます。 銅製の弾帯(スリッピング・バンド)にはライフリングの噛んだ跡はなく、一度も発射されたことのない品となっています。 弾底信管は除去されており、内部にも炸薬等一切入っていない安全品です。 弾底信管取り付け用のネジ山は健在です。 全長:約18,3cm、重量:約1.524g。 (TK)- 詳細画像




