国名:アメリカ合衆国
時代:第二次大戦
種類:短機関銃

トンプソン M1A1 短機関銃 (#694336)

¥385,000
商品番号
9990
発売日
2025/09/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Thompson M1A1 Sub Machinegun
種類
短機関銃
国名
アメリカ合衆国
時代
第二次大戦
全長
813mm
口径
.45 Cal.
装弾数
20/30発
【トンプソン M1A1 短機関銃 について】
トンプソン短機関銃は元々サブ・マシンガンというジャンルが生まれる前の「個人が携行可能で機関銃のように連射できる武器」というコンセプトから開発が始まりましたが、新たなコンセプトの兵器ゆえ、当初の軍などの評価は決して芳しいものではありませんでした。 そんなトンプソンの最初の有効性を証明したのは軍ではなく、禁酒法時代の景気の良いギャングたちであり(この時はM1921とM1927モデルが主であったようです)、このためオート・オードナンス社とトンプソン・サブ・マシンガンは一時社会的イメージを落とし、この時期にオート・オードナンス社は経営の最大の危機を迎えたほどです。 ところが皮肉にもギャングたちの使用によりトンプソンの有効性は証明され、連邦捜査局 (FBI) や各地方の治安当局でも、こうした犯罪者に対抗するべくトンプソンM1928短機関銃が採用されました。 それと同じモデルがイギリスでは「トミーガン」の名称でコマンドの象徴と言われました。その後米軍でもニカラグアでの使用で実戦での実績も作り、ついに第二次世界大戦の幕開けと共にトンプソン短機関銃は本格的に各国軍に採用されるようになります。
トンプソンM1928A1短機関銃の製造コストを下げるために各部を改良したトンプソンM1短機関銃に対して、さらに撃針の固定化等の追加改良を加えたモデルです。M1A1ではリア・サイトの変形を防止する為、三角形のリア・サイト・ガードが標準装備されるようになりました。また、元々はM1として製造された物の中にも、後にM1A1に準じた改修を受けてA1刻印を追加された個体も存在します。
しかしそもそも基本設計が量産向きとは言えず、既に始まっていた大戦での大量生産の必要性に応えることができず、その後のM3グリースガンにその座を明け渡す事になりました。

【本個体の説明】
本品はレシーバー左側面に「THOMPSON SUBMACHINE GUN CALIBER .45 M1A1」の刻印及びシリアルNo.694336の刻印が見られ、モデル名のA1は当初より打刻されており、当初からM1A1として生産された個体である事が窺えます。 また、レシーバー上面のリア・サイト付近にはトンプソンのトレード・マーク及び「U.S. PROPERTY」の刻印が入っています。 レシーバー右側面には「AUTO-ORDNANCE CORPORATION BRIDGEPORT, CONNECTICUT, U.S.A」の刻印が入っています。 その他、リコイル・スプリング・ガイド後端とハンドガード後部にサベージ製を示す「S」の刻印が入っています。 アッパー・レシーバー左側面には一部薄くなっているものの、オート・オードナンス社検査官のGEG (Geroge.E.Goll) 刻印の他、1942年から1946年にかけて陸軍のロチェスター兵站管区で調達を担当していたFrank J. Atwood中佐のイニシャルを示す「FJA」の検査官刻印、米国武器省 (Ordnance Department) の検査刻印であるクロス・キャノン刻印が確認出来ます。 薬室部左側面にもGEGの検査刻印が見られます。 尚、トリガー・ガード下に見られるシリアルNo.は694336となっています。 レシーバー左面後端に小さく星印と「FAT51」の刻印が入っている事から、本品が戦後イタリア軍で使用された個体と考えられます。 セレクターおよびセーフティーはピン・タイプとなっています。
本品は全体に適度な使用感が見受けられ、金属部分はやや小傷や擦れ、レシーバーの一部に表面錆痕が見られるものの、欠品等は見受けられず、全体的には表面仕上げも比較的残っています。 ロア・レシーバーに比べてアッパー・レシーバーの色味が僅かに黒っぽい印象ですが、殆ど違和感のないレベルです。 リア・サイトガードの角部には打ち傷が見られますが、大きな変形はありません。 木部についても若干の打ち傷や線傷等は見受けられるものの、総じて大きな破損等は見受けられず、比較的しっかりとした状態が保たれています。 ハンド・ガード右面前方に長さ約3cmほどのクラックが見られるものの、現状強度に影響のない程度のもので、ハンドガードの取り付けにガタつきも見られません。 ストックやグリップについては、こちらも若干の打ち傷が見られるものの、その他大きな欠けもなく取り付けにガタつき等は見られません。 傷み易いバット・プレートについては、若干の打ち傷や擦れが見られ、表面仕上げが落ちて地の金属色が覗いている箇所が見られるものの、目立った変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 ハンドガード、グリップ、ストックの色味もほぼマッチしています。 付属のマガジンはAUTO-ORDNANCE製の20連タイプで、マガジンは細かな小傷や擦れこそ見られるものの、目立った凹みや変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 セレクター・レバー及びセーフティ・レバーの切り替えについても可能です。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。(TK)
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