国名:アメリカ合衆国
時代:第二次大戦
種類:短機関銃

トンプソン M1928A1 短機関銃 (#AO74963)

¥407,000
商品番号
9981
発売日
2025/09/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Thompson Model 1928 A1 Sub Machinegun
種類
短機関銃
国名
アメリカ合衆国
時代
第二次大戦
全長
855mm(実測)
口径
.45 Cal.
装弾数
20/30/50/100発
【トンプソン M1928A1 短機関銃 について】
トンプソン短機関銃は元々サブ・マシンガンというジャンルが生まれる前の「個人が携行可能で機関銃のように連射できる武器」というコンセプトから開発が始まりましたが、新たなコンセプトの兵器ゆえ、当初の軍などの評価は決して芳しいものではありませんでした。 そんなトンプソンの最初の有効性を証明したのは軍ではなく、禁酒法時代の景気の良いギャングたちでした。 (この時はM1921とM1927モデルが主であったようです)。 このためオート・オードナンス社とトンプソン短機関銃は一時社会的イメージを落とし、この時期にオート・オードナンス社は経営の最大の危機を迎えたほどです。 ところが皮肉にもギャングたちの使用によりトンプソンの有効性は証明され、連邦捜査局 (FBI) や各地方の治安当局でも、こうした犯罪者に対抗するべくトンプソンM1928短機関銃が採用されました。 それと同じモデルがイギリスでは「トミーガン」の名称でコマンドの象徴と言われました。その後米軍でもニカラグアでの使用で実戦での実績も作り、ついに第二次世界大戦の幕開けと共にトンプソン短機関銃は本格的に各国軍に採用されるようになります。
トンプソンM1928A1短機関銃は、米陸軍によってそれまで限定的に調達が行われていたM1928短機関銃を1938年に標準調達品として制式採用したモデルです。 ハンドガードが従来のバーティカル・グリップ付の物からストレート・タイプとなった他、ハンドガード及びストック下部にスリング・スイベルが追加されました。 M1928A1は米国以外にもレンドリース法に基づき各国に供給されました。
その後、トンプソンM1928A1短機関銃の製造コストを下げるために各部を改良したトンプソンM1短機関銃の他、さらに撃針の固定化等の追加改良を加えたM1A1といったモデルも製造されました。 M1A1ではリア・サイトの変形を防止する為、三角形のリア・サイト・ガードが標準装備されるようになりました。また、元々はM1として製造された物の中にも、後にM1A1に準じた改修を受けてA1刻印を追加された個体も存在します。
しかしそもそも基本設計が量産向きとは言えず、既に始まっていた大戦での大量生産の必要性に応えることができず、その後のM3グリースガンにその座を明け渡す事になりました。
このような歴史からギャング映画や戦争映画で目にする有名なサブ・マシンガンであり、弊社でも人気の高い銃の1つです。

【本個体の説明】
本品のレシーバー左側面にはシリアルNo.AO7496で、 レシーバー左側面には一部刻印が薄くなっていますが、「U.S. MODEL 1928 A1」及び「THOMPSON SUBMACHINE GUN CALIBRE .45 AUTOMATIC CARTRIDGE」の刻印が入っています。 レシーバー右側面にはこちらも一部薄くなっていますが、米国のパテント刻印の他、「AUTO-ORDNANCE CORPORATION BRIDGEPORT, CONNECTICUT,U.S.A」の刻印が入っており、レシーバー上面にはトンプソンのロゴが入っています。 ロア・レシーバーのシリアルNo.はアッパー・レシーバーのシリアルNo.とマッチしています。 また、アッパー・レシーバー左側面にはかなり薄くなり視認が難しいものの、米国武器省 (Ordnance Department) の検査刻印であるクロス・キャノン刻印と、1941から1942年にかけて陸軍のハートフォード兵站管区で調達を担当していたWaldemar Broberg中佐のイニシャルを示す「WB」の刻印が見られます。
本品はシリアルがAOで始まる事から、オート・オードナンス社製であることがわかります。 バレル・フィンがあり、Lyman (ライマン) 社製のラダー・サイトが付いた仕様です。 カッツ・コンペンセーター表面の刻印については一部で若干薄くなっているものの確認は可能です。 尚、セレクター及びセーフティはいずれも削り出しタイプの物が取り付けられています。 尚、ハンドガード後端にはサベージ製を示す「S」の刻印が見られます。
本品は全体にやや使用感が見受けられ、レシーバーや銃身といった金属部については、打ち傷や擦れ、若干の経年による褪色の他、角の部分などに仕上げが薄くなり金属の地肌が表れている箇所が見受けられるものの、全体に目立った欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のハンドガード及びバット・ストックは、木部には若干の打ち傷やが見られるものの、大きな破損等は見られません。 ハンドガード右面上部に強度に影響のない程度の小さなクラックが見られます。 グリップは、ハンドガードやバット・ストックに比べてやや明るめの色合いとなっていますが、大きな違和感のない程度のもので、銃本体との取り付けにガタつきもなくしっかりとしています。 バット・ストックの取り付けは、ごく僅かな遊びが見られますが十分許容レベルで、着脱もスムーズに行えます。 バット・プレート部は、細かな打ち傷や一部に擦れが見られるものの、目立った変形等は見られず、ストック内コンパートメントの蓋の開閉についても問題なく行う事が可能です。 マガジンの着脱やリア・サイトの起倒・調整についても問題なく行う事が可能です。 また、トリガーとの連動は有りませんが、セレクター・レバーやセーフティ・レバーの切り替えも可能です。
付属のマガジンは「C Co」の刻印が見られる30連タイプで、僅かな擦れ等が見られるものの変形等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TK)
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