- 国名:ルーマニア
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃
- 【ルーマニア CMC ZB30R 軽機関銃について】
ZB30軽機関銃は、チェコスロバキアで開発され1926年に採用されたZB26軽機関銃から始まる、ZB軽機関銃のバリエーションの1つです。 ZB30では遊底に改良が加えられ、耐久性が向上しました。 ZB30は第二次世界大戦中のドイツ占領下では、MG30(t)の名称で使用された他、ルーマニアや中国等でも生産されました。
1944年までルーマニア軍は枢軸国側に立って東部戦線等で戦いました。 ルーマニアでは当初、チェコから輸入したZB30軽機関銃を制式化して使用していましたが、その後ルーマニア国内に設立されたチェコ資本の工場、コプサ・ミカ= CMC (Uzinele Metallurgice Copsa Mica si Cugir) でZB30軽機関銃の生産が行われました。
【本個体の説明】
本品のレシーバー右側面にはシリアルNo.44334Cが確認でき、これは銃身交換レバー、ガスチューブ基部でマッチしています。 その他の箇所ではボルトが13628、ストック上面根元に01434、バットストック左面に47531の刻印が見られる他、フラッシュ・ハイダーには電気ペンによる8592の文字が入っています。 レシーバー左側面にはコプサ・ミカ (Uzinele Metallurgice Copsa Mica si Cugir)で生産されたことを示す「CMC CUGIR」の刻印が打刻されており、ルーマニアで生産された個体となっています。 レシーバー上面にはモデル名の「ZB Md.30.」が確認出来ます。
本品の金属部には若干の擦れや小傷、表面錆痕が見られるものの、目立った欠損等は見られず、大部分にブルー仕上げが残った状態が保たれています。 フラッシュ・木部は若干の打ち傷や線傷が見受けられますが、こちらも総じて大きな欠損等の見られない状態が保たれています。 木部は艶のあるニス仕上げとなっており、グリップやストックに比べてキャリング・ハンドルの色合いが僅かに明るい印象ですが、大きな違和感は見られません。 傷み易いバット・プレート部には角部を中心に若干の打ち傷や線傷が見られますが、大きな腐食等は見られません。
ダイヤル式リア・サイトの調整やマガジンの着脱、マガジン挿入孔及び排莢孔カバーの開閉、キャリング・ハンドルの角度変更、ショルダー・レストの展開、二脚の展開/収納操作については問題なく行う事が可能です。 また、セレクター・レバーの切り替えも可能ですが、トリガーとの連動はありません。 付属のマガジンは大きな変形等も見られず、全体に表面仕上げが残った状態が保たれています。 尚、マガジン・スプリングは入っています。
トリガーテンションの有る、ボルトが閉じた状態で固定された旧加工品です。 (TK)
- 詳細画像











































































