- 国名:オーストリア
時代:現代
種類:短機関銃
- 【ステアー TMP 短機関銃 について】
オーストリアのステアー (シュタイヤー・マンリッヒャー) 社が1990年代初頭に発表した警察・特殊部隊向けの短機関銃で、樹脂製部品を多用した軽量な作りとなっています。
作動方式はローテイティング・バレルを備えたショート・リコイル式で、発射直後に銃身がボルトと共に僅かに交代し、その後レシーバー内の溝と銃身側のカムの働きにより銃身が僅かに回転してボルトとの閉鎖が解かれる構造となっています。 フル・オートマチック射撃時のコントロール性向上のため、本体前方下部にフォア・グリップを備えている他、着脱式のストックも用意されました。 グリップ基部にはクロス・ボルト式のセレクターが設けられており、左側もしくは右側からの押し込み量に応じて安全位置/セミ・オートマチック射撃/フル・オートマチック射撃の切り替えを行います。 バレル・ジャケット先端にはネジが切られており、サイレンサーの取り付けが可能となっています。
TMPをベースとした民間向けのコマーシャル・モデルとしては、フル・オートマチック射撃機能とフォア・グリップを廃した「SPP」が存在します。 TMPの製造権は2001年にスイスのB&T社に売却され、同社はTMPを基に改良を加えたMP9 短機関銃を開発し、製造を行っています。
【本個体の説明】
本品はフォア・グリップとセレクティブ・ファイア機能を備えたステアー TMP 短機関銃で、アッパー・フレーム左側面にステアー社のロゴ及び「Steyr Mannlicher」のメーカー刻印が入っている他、「US Des.330 749 US Des.328 120」のモールドが入っています。 アッパー・フレーム右側面には「MADE IN AUSTRIA」の刻印、エジェクション・ポート付近にはシリアルNo.D228の打刻が見られます。
本品は使用感も少なく、保管に伴う僅かな小傷や擦れを除いて目立った破損や欠損等は見受けられず、総じて良好な状態が保たれています。 銃身やマズル・プロテクターといった金属部も使用感は殆ど無く、表面仕上げが残った良好な状態が保たれています。 樹脂製のアッパー/ロアー・フレームに関しても梨地加工がしっかりと残った状態です。 セレクター・ボタンは加工により操作することが出来なくなっています。 付属の30連マガジンも使用感の少ない状態が保たれています。 マガジンの着脱については問題なく行う事が可能です。 尚、マガジンにはスプリングが入っています。 マニュアル、クリーニング・キット、スリング及び紙箱が付属します。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (TK)
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