- 国名:アメリカ合衆国
種類:単発式拳銃
備考:松本零士先生旧蔵品
- 【アレン バーハンマー シングル・ショット ピストルについて】
アレン バー・ハンマー シングル・ショット ピストルはアメリカのAllen & Thurber社(1837-56年)のBar Hammerパテントを使った小型単発のダブル・アクション ピストルです。 Allen & Thurber社はEthan Allen (1808年-1871年)が始めたE. Allend社(1831年-1837年)が母体となったアメリカで中堅のガン・メーカーです。 米国東海岸のNorwich(初期)とWorcester(後期)にありましたが、本品は時代的に Worcesterで生産された品と思われます。 Bar Hammerと呼ばれる中央に位置した独特のハンマーがダブル・アクションによって雷管を叩く管打ち式(Percussion)構造になっています。 このハンマーの側面に「Allens Patent」の刻印が入っています。 多くの連発のペパーボックスもこの「Allens Patent」を使っていますが、単発の品はあまり日本に入っていません。 これはこのタイプの小型ピストルは婦人の護身用としての用途が強く、幕末期の日本ではそれほど需要がなかったためと言われています。 銃身の基部から半分弱ほどはオクタゴン・バレルで銃口に向かって残り半分強がラウンド・バレルとなっています。 銃身はオクタゴン・バレルの根元から捻じ込むようにフレームと固定します。 フレームの両面には唐草模様の彫刻が入り、全体的に白磨き仕上げになっています。 銃身は4in.の36口径です。(MM)
【本個体の説明】
本品は1840年後半から50年代前半に製造された品と思われます。 南北戦争時はバックアップ用に使用されました。本体と銃身は白磨き仕上げになっており、表面上の時代錆はありますが、オクタゴン・バレルのエッジも立ったオリジナルの状態が良く残っています。 オリジナルのニス仕上げの木製(ウォルナット製)のグリップには小さな当たり傷が数ヵ所あるだけで、欠けも無く使用感はありますが美しい状態です。
八角銃身の下に、シリアル No.263が入っています。銃身上面に「ALLEN&THURBER」、ハンマー左面に「ALLENS PATENT」の刻印がはっきりと入っています。銃身の取り外しも容易に可能です。トリガーを引くとダブル・アクションでハンマーを起き雷管(ニップル)を叩く、完全に作動する状態です。 フレームには彫刻もはっきりと残った程度の良い品です。 雷管(ニップル)の変形もなく完全です。銃身の中を見るとライフリングがハッキリと見えます。 4インチ銃身モデルは国内では少なく、弊社でも以前2インチ・モデルが入ったのみで4インチは初めての入荷です。 松本零士先生の膨大な古式銃コレクションの中で、本モデルはこれ一挺だけです。 東京店在庫品 (MM)
【登録証情報】
(種別: 管打式銃砲、全長:19.3cm、銃身長:10.0cm、口径:1.0cm、銘文: ALLENS PATENT)
【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 最近交付されたばかりの安心して所持できる品です。 漫画家の松本零士先生の旧蔵品です。
古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。
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