国名:アメリカ合衆国
種類:単発式拳銃
備考:松本零士先生旧蔵品

松本零士先生旧蔵品

US M1836 R. Johnson社製 火打石式軍用拳銃 (銃砲刀剣類登録証付古式銃)

¥1,100,000
商品番号
9367
発売日
2025/01/24
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
US M1836 Flintlock Pistol by Robert Johnson of Middletown
国名
アメリカ合衆国
全長
356mm
口径
11,5mm
その他
松本零士先生旧蔵品
【US M1836 R. Johnson社製 火打石式軍用拳銃 について】
コネチカット州ミドルタウンに所在していたRobert Johnson (ロバート・ジョンソン) 社が1836年頃から1844年頃にかけて製造した、.54口径 のフリント・ロック式 (火打石式) 単発拳銃です。
M1836 火打石式軍用拳銃は、M1826 火打石式軍用拳銃の改良型で、米国政府との契約によって製造された最後のフリント・ロック式軍用拳銃でした。 本銃を製造したロバート・ジョンソンの工場では当時27名の従業員を雇用しており、6基の水車を有していました。 1836年6月27日、ジョンソンは3,000挺の拳銃を1挺あたり9ドルで製造する契約を米国政府と締結し、1840年にはさらに15,000挺の製造契約を受注しました。
本銃の銃身は円筒形のスムース・ボア (滑腔銃身) となっており、鉄製のバレル・バンド左側面のストラップがサイド・プレートまで延びているのが外見上の特徴です。 また、フラッシュ・パンは真鍮製となっていました。 先端がボタン型となったスイベル式鉄製ラム・ロッドを備えています。
M1836 火打石式軍用拳銃は、米墨戦争 (1846年-1848年) において米陸軍の標準装備として使用され、その後、1850年代に多くの個体がパーカッション式 (管打ち式) へと改造され、南北戦争 (1861年-1865年) でも使用されました。 そのため、オリジナルのフリント・ロック式のまま現存している個体は希少となっています。

【本個体の説明】
本品のロック・プレートには、「US./R. JOHNSON, MIDDN CONN.,」のメーカー刻印の一部である「MIDD(1文字不明) CONN」の刻印に加えて、製造年を示す「1837」の刻印が確認出来ます。 また、ウォールナット製の銃床の左側には、米国陸軍のインスペクター花押とも呼べる、イニシャルが入った刻印 (Cartouche=カートゥーシュ) が打刻されています。 本品には横長の長方形の中に「JH」のイニシャルが打刻されています。 その他、銃身裏面に「5」、フロント・バンド裏面とアッパー・タング裏面に「Y」の刻印が確認出来ます。
本品はフリント・ロック式から管打ち式にコンバージョンされ始めた時期に製造された品でフラッシュ・パンは真鍮製ではなく、鉄製の物が取り付けられています。 銃身やサイド・ロック、トリガー・ガードといった金属部は、全体にやや時代錆や表面錆痕の他、一部朽込み痕が見受けられますが、大きな欠損等は見られず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 ハンマー基部後方のロック・プレートには一部ヘアライン・クラックが見られますが、強度的に影響のないレベルのものです。 木製銃床についても、やや打ち傷や線傷が見受けられ、トリガー・ガード周辺の木部に若干の欠けやヘアライン・クラックが見られる他、バック・ストラップからトリガー・ガードにかけてひびの補修痕が見受けられますが、現状強度的には比較的しっかりとした状態が保たれています。
作動については完全で、ハンマーのハーフ/フル・コックはしっかりと掛かり、トリガーを引くとハンマーが力強く落ちます。 スイベル式ラム・ロッドの動きについてもスムーズです。 銃身内はやや表面錆が見られるものの、銃口から銃身後部まで完全に抜けて (通って) おり、火穴も抜けています。

松本零士先生は洋式古式銃のコレクターとして有名ですが、特に米国の南北戦争時の拳銃のコレクションに力を入れられておられました。 本品は南北戦争の一世代前に使用された品で、先生のコレクションの中で欠かす事の出来ない一挺でした。南北戦争時の拳銃は比較的多く国内に輸入されていますが、意外と本品と同じ時代の品は日本になく希少価値があります。(MM)

【登録証情報】
(種別: 火打ち式銃砲、全長: 35.6cm、銃身長: 21.4cm、口径: 1.15cm、銘文: MI□□ 1837)

【その他の情報】
令和5年8月10日に東京都教育委員会で交付された銃砲刀剣類登録証が付いた、可動する実物の古式銃です。 無可動実銃ではありません。 最近交付されたばかりの安心して所持できる品です。本品は漫画家の松本零士先生のコレクションの中の一挺です。

古式銃は約150年以上前の古い機械物の骨董品であり、高価な品でございますので、出来ましたら現物をご確認の上、ご購入いただけますようお願いいたします。 無可動実銃とは異なり作動する機械物ですので、作動や仕上げの確認をご自身で行われる事をお勧めいたします。 通信販売でのご購入を検討される方は、詳細画像を十分ご確認いただいた上でご注文ください。


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