国名:イタリア
時代:第二次大戦
種類:軽機関銃/汎用機関銃

ブレダ 5G 軽機関銃 (#2663)

¥770,000
商品番号
9217
発売日
2024/11/01
取扱店舗
東京店
在庫
1
英名
Breda 5G Light Machinegun
国名
イタリア
時代
第二次大戦
全長
1,220mm(実測)
口径
6,5mm×52
装弾数
20発
【ブレダ 5G 軽機関銃 について】
1920年代にイタリアのブレダ社で開発された中機関銃であるブレダ 5C 機関銃を基に、軽機関銃仕様に変更したモデルです。
ベースとなったブレダ 5C 機関銃は、フィアット社のM1926と共に、SIA M1918 機関銃を置き換える為にイタリアのエルネスト・ブレダ機械製造会社 (Ernesto Breda Costruzioni Meccaniche) によって設計された中機関銃です。 試験ではブレダ 5C及びフィアット M1926ともに性能的に満足のいく結果を出さなかったにもかかわらず、自動火器の深刻な不足に対処するためにイタリア王国陸軍に採用され、第二次エチオピア戦争および第二次世界大戦でイタリア王国陸軍により使用されました。 ブレダ 5Cは第二次世界大戦中に数十挺がトリポリの部隊に配備され、メハリスト (ラクダ騎兵) によって使用された他、フィアット 611装甲車にも搭載されました。
ブレダ 5Cには、後にブレダ M1930 軽機関銃に使用される複数の特徴が見られます。 銃身は半回転させる事により、スリーブから分離し、迅速な交換が可能となっていました。 また、給弾は側面に取り付けられた非分離型の20発入りの箱型弾倉から行われますが、弾倉はヒンジにより前方に開き、20発入りのストリッパー・クリップを用いて弾倉内に弾薬を装填した後、弾倉を閉じて射撃準備を行う、M1930と同様の構造を備えていました。 ブレダ 5Cの作動方式は反動利用式で、クローズド・ボルト位置から射撃を行いました。 ブレダ 5Cのグリップはスペード・グリップとなっていますが、着脱式のバット・ストックを備えるなど、機関銃としては独特の形態となっていました。 尚、ブレダ 5Cに付属する三脚は、銃本体を運搬する際のキャリアとしての機能も備えていました。
ブレダ 5C 機関銃の派生型であるブレダ 5G 軽機関銃は、基本構造はブレダ 5Cと同様ですが、弾倉やレシーバーの形状が一部変更された他、スペード・グリップに代わってピストル・グリップ及び木製の固定バット・ストックを備えています。 また、三脚は廃され、代わりにバレル・ホルダー・スリーブにニ脚が追加で取り付けられているなど、軽機関銃としての運用を可能としています。 尚、バット・ストック下部には伸縮式の一脚が設けられています。 ブレダ 5G 軽機関銃は、ブレダ M1930 軽機関銃に受け継がれる特徴を多く備えていますが、フィード・カバー上面のオイラー蓋の位置や形状等に違いが見られます。

【本個体の説明】
本銃は軽機関銃モデルのブレダ 5Gで、レシーバー上面にはシリアルNo.の他、「BREDA 5GF」のモデル名や「BRESCIA-1929」の生産地及び製造年、ファシスト暦で1929年を示す「VII」の刻印が入っています。
本品は全体に使い込まれたコンディションとなっており、機関部や銃身といった金属部は打ち傷や擦れ、経年による褪色の他、やや表面錆痕や朽ち込み痕が表れていますが、大きな欠損等は見受けられず、概ねしっかりとした状態が保たれています。 木製のグリップはバット・ストックについても、全体に打ち傷や線傷が見られる他、一部に若干の欠けやひびが見受けられますが、強度的には比較的しっかりとした状態が保たれています。 尚、フラッシュ・ハイダーに若干の変形が見受けられます。
リア・サイトの調整やショルダー・レストの開閉、ニ脚の展開及びストック下部の一脚の調整、特徴的な弾倉の折り畳み操作については問題なく行う事が可能です。 付属のマガジンは一部が固定されています。
ボルトが開いた状態で固定された新加工品です。 (KK)
詳細画像